今年9月にバンド結成50周年という記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを迎える、ロック史において最も影響力があり革新的で、成功を収めるグループ、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)。その50周年タイミングに先駆け、『伝説のライヴ─HOW THE WEST WAS WON─』の最新リマスタリング作品のリリースを発表している彼らが、さらなるファンの欲求を満たすべく、4月21日にバンドとしては初めてとなるレコード・ストア・デイ限定作品をリリースする。
(情報提供:WARNER MUSIC JAPAN)
ジミー・ペイジ本人のプロデュースのもと発表される、イエロー・ヴァイナル仕様のこのレコード・ストア・デイ限定盤7インチ・シングルには、ジミー・ペイジが選んだ今まで未発表となっていたスタジオ・ミックス2曲、「ロックン・ロール(原題: Rock And Roll)」のサンセット・サウンド・ミックスと「フレンズ(原題: Friends)」のオリンピック・スタジオ・ミックスが収録されている。 「ロックン・ロール」の未発表ヴァージョンは、『レッド・ツェッペリンIV』での伝説の”サンセット・サウンド・ミックス”を体験させてくれる楽曲となっている。
今までこの”サンセット・サウンド・ミックス”が正式に発表されたのは、オリジナル・アルバムに収録されていた「レヴィー・ブレイクス(原題: When The Levee Breaks)」での音源と、2014年のデラックス・エディションで初収録されることとなった「天国への階段(原題: Stairway To Heaven)」のミックスの2回のみとなっていた。同じく「フレンズ」の未発表ヴァージョンとなる”オリンピック・スタジオ・ミックス”は、最終ミックスで聴けるオーケストレーションが入る前の原型とも言えるヴァージョンとなっており、まるでヘッドリィ・グランジで『レッド・ツェッペリンIII』のレコーディング・セッションを行なっている、まさにその場にいたかのような感覚を味わえるファンにとってはたまらないミックスとなっている。
また、3月23日にはレッド・ツェッペリンのクラシックとも言えるライヴ・アルバム『伝説のライヴ─HOW THE WEST WAS WON─』の最新リマスタリング・ヴァージョンが世界同時発売される。
3CD+4LP+DVDからなるスーパー・デラックス・ボックス・セットや3CDに加え、今回初LP化となる4枚組LPボックスやBlu-Rayオーディオ(Blu-Rayオーディオは輸入盤のみ)といった複数のフォーマットでのリリースとなる今作は、1972年6月25日と27日にロサンゼルス・フォーラムとロングビーチ・アリーナで行われた伝説的ライヴの模様を収録した作品であり、まさにバンドの絶頂期の圧巻のパフォーマンスを収録した名ライヴ・アルバムだ。