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第70回カンヌ国際映画祭でダブル受賞の話題作『ビューティフル・デイ』、 レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが手掛けたオリジナル・サウンドトラックが明日発売

Jonny Greenwood


現在ここ日本でも大ヒット上映中の映画『ビューティフル・デイ(原題:You Were Never Really Here)』。第70回カンヌ国際映画祭で男優賞(ホアキン・フェニックス)と脚本賞(リン・ラムジー監督)をダブル受賞したこの話題作のオリジナル・サウンドトラック『ビューティフル・デイ -オリジナル・サウンドトラック』を手がけているのが、あのレディオヘッドのギタリストとしても知られているジョニー・グリーンウッド。そして同作の日本盤がいよいよ明日6月15日(金)リリースを迎える。

(情報提供:HOSTESS ENTERTAINMENT)

第70回カンヌ国際映画祭でダブル受賞の話題作『ビューティフル・デイ』、 レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが手掛けたオリジナル・サウンドトラックが明日発売
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今回の映画を制作するにあたり、ラムジー監督には「映像が完成してから楽曲を作ることはしたくない」という意向があり、撮り終えた映像素材を少しずつグリーンウッドに送り、グリーンウッドはその映像にインスピレーションを受けて楽曲制作を行なった。その後ラムジー監督はグリーンウッドが作曲したスコアを尊重する形で映像を編集した(つまり、映像の尺の長さに音楽を無理やり合わせるのではなく、音楽のテンポや流れに沿って映像を編集している)のだという。
ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ(レディオヘッド『ア・ムーン・シェイプト・プール』、フランク・オーシャン『ブロンド』他)とチェリストのオリバー・コーツと共にギター、実験的なシンセサイザー、ドラムマシン、レコーダーを駆使した美しくも激情的な全14曲を収録。映画は観る者の視聴覚をスリリングに刺激するクライム・ドラマに仕上がっているのだが、ラムジー監督は「音楽自体がこの作品のキャラクターの1人になっている」とコメント。まさに映画のファンはもちろん、レディオヘッドのファンも聴くべき作品にしあがっている。

映画『ビューティフル・デイ』予告編

サントラのダイジェスト試聴

映画とともに話題を呼んでいる今回のサウンドトラック。すでに国内の著名人の方々から激賞コメントが到着しているが、中でも世界的大ヒットゲームを次々と送り出しているゲームクリエイター小島秀夫氏は、「全てが頰擦りしたくなる程、素晴らしい!演出、カメラ、編集、音楽、そしてホアキンの存在感。リン・ラムジー監督は、女性ならではのセンスで、ハードボイルドの新しい美学とノワール・ヒーローを産み出した!さらに本作はジャンル映画に収まらない!痛みを伴う虚無感による視点で現実世界を描く、現代版”タクシー・ドライバー”である。間違いなく後世に伝えられる傑作だ」と、とにかく全てを大絶賛している。

グリーンウッドはこれまでにグラミー賞最優秀映画サウンドトラック賞にノミネートされた映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007年作品)や、アカデミー賞作曲賞にノミネートされた映画『ファントム・スレッド』のサウンドトラックを手掛けるなど映画業界からラヴコールが絶えない。ちなみにラムジー監督とは前作『少年は残酷な弓を射る』以来2度目のタッグとなる。公開中の映画とあわせて、その音楽にも注目してもらいたい。

■映画『ビューティフル・デイ』公式サイト
新宿バルト9 ほか全国公開中
http://beautifulday-movie.com/

出演:ホアキン・フェニックス(『her/世界でひとつの彼女』)
ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ
監督・脚本:リン・ラムジー(『少年は残酷な弓を射る』『モーヴァン』)  
音楽:ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)
原作:ジョナサン・エイムズ『ビューティフル・デイ』(ハヤカワ文庫刊)
2017年/イギリス/英語/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/90分 【PG-12】  
提供:クロックワークス、アスミック・エース 配給:クロックワークス

<ストーリー> 
孤独な男と全てを失った少女。その日、壊れた2つの心が動きだす―
元軍人のジョーは行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。依頼主は州上院議員。

愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナを救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る。

◆ リリース情報
アーティスト名: Jonny Greenwood  (ジョニー・グリーンウッド)
タイトル: ビューティフル・デイ – オリジナル・サウンドトラック〈原題:You
Were Never Really Here (Original Motion Picture Soundtrack)〉
レーベル:Invada Records / Hostess Entertainment
品番:HSE-4634
発売日: 2018年6月15日(金)
価格:2,400円+税
※ライナーノーツ(前島秀国) 付き

第70回カンヌ国際映画祭でダブル受賞の話題作『ビューティフル・デイ』、 レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが手掛けたオリジナル・サウンドトラックが明日発売

<トラックリスト>
1. Tree Synthesisers
2. Sandy’s Necklace
3. Nausea
4. Hammer and Tape
5. Playgroud (Bass Clarinet)
6. The Hunt
7. Dark Streets
8. YWNRH
9. Nina Through Glass
10. Votto
11. Dark Streets (Reprise)
12. Downstairs
13. Joe’s Drive
14. Tree Strings

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