ストリッパーから人気インスタグラマーへ。歯に衣着せぬ過激な発言もあり一躍ネット界の人気者となり、その後リアリティ番組への出演を経て人気ラッパーへと成長。先日赤ちゃんを出産したことでも話題となったヒップホップ界の新女王カーディ・B（Cardi B）。先日発表された7月7日付の最新全米シングル総合チャート（ビルボードHOT100）で見事1位を獲得した最新シングル「アイ・ライク・イット」の日本語歌詞付きミュージック・ビデオが公開された。
（情報提供：WARNER MUSIC JAPAN）
（Photo：Jora Frantzis）
今回1位を獲得した「アイ・ライク・イット」は、4月にリリースされたデビュー・アルバム『インベージョン・オブ・プライバシー』に収録されている。カーディ・Ｂが同チャートで1位を獲得するのは昨年リリースしたジャー・デビュー・シングル「ボダック・イェロー」以来であり、女性ラッパーとしては、全米シングル総合チャート1位を2曲保持したのは史上初のこと。
現在大ヒット中の「アイ・ライク・イット」には、J. バルヴィンとバッド・バニーと今ラテン界の人気アーティスト2人をゲストに迎えており、これから来たる夏にピッタリなラテン調のトラップ・ナンバーとして仕上がっている。同曲は米R&B/ヒップホップチャートでも1位と上昇しており、これはカーディ・Bにとって「ボダック・イェロー」、ゲスト・ボーカルとして参加したブルーノ・マーズの「フィネス（リミックス）」に続いて3曲目の1位だ。
そして公開されたこの楽曲の日本語歌詞付きミュージック・ビデオ、歌詞のスピードが速く読むのも少し大変、といったビデオだが、まさに天真爛漫で自由すぎる歌詞の世界観が伝わる、ただの字幕テロップではない、ユニークなビデオに仕上がっている。
Cardi B, Bad Bunny & J Balvin – I Like It 【日本語字幕付き動画】
「アイ・ライク・イット」が収録されているカーディ・Bのデビュー・アルバム『インベージョン・オブ・プライバシー』は発売初日の売り上げでゴールド認定を獲得、女性アーティストとしては史上初という快挙を成し遂げている。同アルバムはリリース日にBillboard 200チャート1位にチャートインを果たし、女性アーティストとしては1番、そして総合では2018年２番目に大きいチャート・デビューを記録。女性ヒップ・ホップ・アーティストがBillboard 200の首位を飾るのはカーディ・Ｂが史上５人目。『インベージョン・オブ・プライバシー』はその他にも「トップ・R&B/ヒップホップチャート」、「トップ・ラップ・アルバム」、「トップ・デジタル・アルバム」で1位を獲得。また『インベージョン・オブ・プライバシー』はApple Musicにおける女性アーティストの記録として歴代最多となる、発売から1週間で1億回以上がストリーミング再生されるという新記録も打ち立てている。さらに『インベージョン・オブ・プライバシー』のリリース直後の１週間で見た累計ストリーミング回数はデビュー・アルバムとしては音楽史上最多。女性アーティストがリリースしたアルバムの中では、同作の１週間累計ストリーミング数が史上最多である。
◆ 作品情報
カーディ・B デビュー・アルバム
『Invasion of Privacy / インヴェイジョン・オブ・プライバシー』
【収録曲】
01. Get Up 10
02. Drip (featuring Migos)
03. Bickenhead
04. Bodak Yellow
05. Be Careful
06. Best Life (featuring Chance the Rapper)
07. I Like It (with Bad Bunny and J Balvin)
08. Ring (featuring Kehlani)
09. Money Bag
10. Bartier Cardi (featuring 21 Savage)
11. he Bad (with YG)
12. Thru Your Phone
13. I Do (featuring SZA)