2013年に発売された『キューピッド・デラックス』が80’sミュージックにモダンソウルを吹き込んだ2013年の大傑作R&Bアルバムと称賛を受け、インディーR&B界を一世風靡したブラッド・オレンジこと、デヴ・ハインズ。カーリー・レイ・ジェプセン、FKAツイッグス、スカイ・フェレイラの楽曲を手掛けるなどプロデューサーとしてもその才能を発揮。更に、自身の父親が生まれた街を冠した前作『フリータウン・サウンド』では政治、人種問題、宗教、性差別など様々なテーマを取り扱いまたも大絶賛。そんなブラッド・オレンジが新作『ニグロ・スワン』を8月24日(金)にリリースすることが決定した。
(情報提供:HOSTESS ENTERTAINMENT)
2年ぶりにリリースする新作についてデヴは以下のように語っている。
「僕の新しいアルバムは、僕自身や様々なタイプの黒人のうつを探索すること、黒人という存在を隅々まで正直に見ること、そしてクィアや有色人種の人たちの、今も続く不安がテーマになっている。幼少期のころや現代のトラウマの記憶を遡ったり、それを乗り越えるために僕たちがすること。“希望”というアイデアや、僕たちがうまくいけば他者を暗闇から救い出せるかもしれないというポジティブな結果を期待しながら自分たちの中で灯そうとする明かりが、このアルバムの各楽曲の根底にある筋なんだ。」
◆ リリース情報
アーティスト名:Blood Orange (ブラッド・オレンジ)
タイトル:Negro Swan (ニグロ・スワン)
レーベル: Domino / Hostess
海外発売日: 2018年8月24日(金)(LPは10月5日(金)リリース)
※日本盤は追ってご案内
<トラックリスト>
TBA
※全16曲収録
■ バイオグラフィー
スカイ・フェレイラ「エヴリシング・イズ・エンバラシング」やソランジュ「ルージング・ユー」など話題のアーティストのプロデュースを数多く手がけるデヴ・ハインズのプロジェクト。テスト・アイシクルズのメンバーとして活躍し、解散後の08年にライトスピード・チャンピオンとしてソロデビュー。これまでに同名義で2枚のアルバムをリリース。2011年にブラッド・オレンジ名義のデビュー・アルバム『コースタル・グルーヴス』、2013年に『キューピッド・デラックス』をリリースし世界中で大ヒットを記録。その後もカーリー・レイ・ジェプセン、FKAツイッグスのプロデュースを手掛けるなど第一線で活躍。そして2016年夏、3年ぶりとなる待望の新作『フリータウン・サウンド』をリリースした。
2018年8月に新作『ニグロ・スワン』をリリースする。