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ボウイを魅了した鬼才ダニー・マッキャスリン 『★』バンドの盟友たちと来年2月来日決定

Donny McCaslin


デヴィッド・ボウイの遺作『★』で鮮烈なプレイを聴かせた鬼才テナー・サックス奏者、ダニー・マッキャスリン(Donny McCaslin)。10月24日発売の最新作『ブロウ』をひっさげての来日公演が来年2月、ブルーノート東京と名古屋で行われる事が発表された。ダニー・マッキャスリンの来日は2017年6月、マリア・シュナイダー・オーケストラ公演以来となる。

(情報提供:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

ボウイを魅了した鬼才ダニー・マッキャスリン 『★』バンドの盟友たちと来年2月来日決定
(Photo: Jimmy Fontaine)

最新アルバムのタイトルは『ブロウ』(原題:Blow.)。「Blow=吹く、というのは自分がやっていること。音楽のスタイルやジャンルに関係なく、僕がやっていることであり、生まれてからずっと少しでも上手くなろうと懸命に頑張ってきたこと。その瞬間 起きていることに気持ちを集中させながら、感じたままに表現することを目指してやってきた。タイトルはそれを断言したような形だ」とマッキャスリンはアルバムに込めた想いを語る。90年代から変貌するジャズ・シーンの第一線で活躍を続け、マリア・シュナイダー・オーケストラに参加。その人脈でボウイと『★』で初めて共演を果たす。ボウイから受けた影響はアーティストとしての可能性を広げ、公開中の第1弾シングル「ワット・アバウト・ザ・ボディ」のように、新譜では従来の彼のスタイルにはなかったヴォーカル・ナンバーが強烈なインパクトを残す。

「ワット・アバウト・ザ・ボディ」

「ボウイと共演するまではこんなことが可能だと思いもしなかった」というアート・ロックに始まりエレクトロニカまで曲毎に異なる幅広い音楽的なスタイルを自在にプレイしている。ボウイからレコーディング中に「その時聴こえているものを求めて進めばいい、どう思われるか、どうジャンル分けされるかは心配しないで。音楽を作ろう」と言われたその哲学が、大胆に進化をとげる起爆剤となったようだ。ボウイ逝去から2年が過ぎ、『★』のセッションでのインパクトを消化し表現した本作で共演するのは盟友『★』バンドのマーク・ジュリアナ(ドラム)、ジェイソン・リンドナー(キーボード)、ティム・ルフェーブル(ベース)他世界屈指の精鋭たち。ボウイとの長きにわたる共演で知られるゲイル・アン・ドーシーやインディ界重鎮サン・キル・ムーンも参加。ボウイの遺志を継ぐアーティストとして新たな方向性をめざした本作が、マッキャスリンの四半世紀を超すキャリアの中でも重要な意味を持つことは間違いない。日本盤には特別に8分間のボーナス・トラック「東京」を収録。

◆ 来日公演情報

2019年2月5日(火) @名古屋ブルーノート
2019年 2月7日(木)、8日(金)、9日(土)@ブルーノート東京

<メンバー>
ダニー・マッキャスリン(サックス)/ジェフ・テイラー(ヴォーカル、ギター)/ザック・ダンジガー(ドラムス)/ティム・ルフェーブル(ベース)/ジェイソン・リンドナー(キーボード)

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/donny-mccaslin/

◆ リリース情報

ダニー・マッキャスリン『ブロウ』

● 2018年10月24日発売
● SICX30061 (高品質BSCD2)
● ¥2500+税
● 日本盤ボーナス・トラック1曲収録

ボウイを魅了した鬼才ダニー・マッキャスリン 『★』バンドの盟友たちと来年2月来日決定

<トラックリスト>
01.What About the Body ワット・アバウト・ザ・ボディ (配信中)
02.Club Kidd クラブ・キッド (配信中)
03.Break the Bond ブレイク・ザ・ボンド
04.New Kindness ニュー・カインドネス
05.Exactlyfourminutesofimprovisedmusic
06.Tiny Kingdom タイニー・キングダム
07.Great Destroyer グレート・デストロイヤー
08.The Opener feat. Sun Kill Moon オープナー feat.サン・キル・ムーン(配信中)
09. Beast ビースト
10.Tempest テンペスト
11.Eye of the Beholder (Gail Ann Dorsey:vocal)アイ・オブ・ザ・ビホルダー(ゲイル・アン・ドーシー:vo)

<日本盤ボーナス・トラック>
12 TOKYO 東京

●パーソネル:
ダニー・マッキャスリン(ts、fl,cl),ジェイソン・リンドナー(key),ティム・ルフェーブル(b),マーク・ジュリアナ(d),ネイト・ウッド(b),ベン・モンダー(g),スティーヴ・ウォール(key,g),ジョナサン・マロン(b)
ヴォーカル:ライアン・デール(1,2,4,7),ジェフ・テイラー(6.9),ゲイル・アン・ドーシー(11),サン・キル・ムーン(8)

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