今年の7月18日に、NYのマジソン・スクエア・ガーデン(以下MSG)にて通算100回公演を達成したビリー・ジョエル(Billy Joel)。メモラブルな年となった2018年は、名盤『ニューヨーク52番街』のリリース40周年、同じく名盤にしてビリーの代表作『ストレンジャー』のリリース40周年(US発売は1977年9月、日本発売は1978年1月)、そして『ストレンジャー』を引っ提げての初来日公演40周年(1978年4月)と、日本のファンにとってもアニバーサリーが盛りだくさんの一年となっている。そんな中、『ニューヨーク52番街』のリリース40周年を記念した、日本独自企画となるデラックス盤の発売が10月17日にリリースとなった。
(情報提供:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
この度リリースされた『ニューヨーク52番街 40周年記念デラックス・エディション』は、SACDマルチ・ハイブリッド盤となっており、SACD層には、オリジナル・アナログマスターからのDSDマスタリングによる5.1chサラウンド音声と2chステレオ音声を収録。CD層には、同じくオリジナル・アナログマスターからテッド・ジェンセンが2011年にリマスタリングを行った、現存する最新リマスター音源(国内盤未発売)を採用している。また、パッケージは7インチ紙ジャケットに数々のメモラビリアを復刻した封入特典満載の豪華仕様で、1978 年~1979 年当時の記憶を思い出させてくれる様な充実の内容。1979年5月21日(月)の『ニューヨーク52番街』ツアーでの武道館初公演チケットや、同公演のツアー・パンフレットも40年振りに復刻。また、日本で『ニューヨーク52番街』からカットされたアナログ(ドーナツ)盤シングルのジャケットも、当時掲載されたタイアップ表記やロゴなどもそのままに全て復刻されている。
また、ビリーの数々の40周年を記念して、『ニューヨーク52番街 40周年記念デラックス・エディション』リリースと同時に、『ニューヨーク52番街』を含む計13タイトルのハイレゾ音源が一挙配信スタートとなった。
世界初の商業用CDとして生産・発売された『ニューヨーク52番街』は、今年3月にソニー・ミュージックの自社一貫生産アナログ盤として復活、そしてこのたび5.1chマルチハイブリッドのSACDデラックス盤のリリースと共にハイレゾ版も登場ということで、文字通り“名盤は時代を超えて、そして形を変えて生き続ける”ということになる。
このたび配信される全てのハイレゾ作品は、2011年にNYのスターリング・スタジオにてオリジナル・アナログマスターからリマスターされたもので、リマスターは、これまでも輝かしい実績を持つマスタリング・エンジニアのテッド・ジェンセンが担当している。