リル・ピープ、『カム・オーバー・ホウェン・ユアー・ソーバーPt.2』が本日リリース

Lil Peep

2018年11月9日

2017年8月に発表したデビュー・アルバム『カム・オーバー・ホウェン・ユアー・ソーバー Pt.1』が全米オルタナティブ・アルバム・チャート3位、ヒップ・ホップ・アルバムチャートでも16位を記録し、『ニューヨーク・タイムズ』紙に“ラップシーンのカート・コバーン”と称えられ大きな注目を集めながらも、昨年11月に21歳の若さでこの世を去ったラッパー=リル・ピープ（Lil Peep）。彼の死後初のスタジオ・アルバムにして遺作的最新アルバムとなる『カム・オーバー・ホウェン・ユアー・ソーバー Pt.2』が本日リリースとなった。

（情報提供：SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL）

リル・ピープ、カム・オーバー・ホウェン・ユアー・ソーバーPt.2』が本日リリース

アルバムのリリースと同時に、最新シングル「ライフ・イズ・ビューティフル」のミュージック・ビデオも公開となった。

「ライフ・イズ・ビューティフル」ミュージック・ビデオ

リル・ピープはニューヨーク州ロングアイランドで育ち、17歳の時にロサンゼルスに移り本格的にキャリアをスタート。2016年までに4つのミックステープと5つのEPをリリースし、薬物、うつ病、死、社会への不安などをテーマにした内省的/感傷的な歌詞とヒップ・ホップ、エモ、ロックなどをミックスした個性的なサウンドで“エモ・ラッパー”などと称され、世界各国のメディアからも“ラップシーンのカート・コバーン”、“エモの未来”と絶賛されるほどの大きな注目を集めていたが、惜しくも昨年2017年11月15日にオーバードースにより21歳の若さで死去。

その早すぎる死にサム・スミス、マシュメロ、リル・ウージー・ヴァート、ベラ・ソーン、ディプロ、グッド・シャーロットなど数多く著名人が彼の死を追悼した。
今作はリル・ピープと生前から親交の深かったプロデューサー、スモーカサックが前作『カム・オーバー・ホウェン・ユアー・ソーバー Pt.1』発表後に制作していた未発表音源がベースとなっている作品だ。先行シングルとして、自身の人生と地元への嫌悪を歌った「クライ・アローン」、リル・ピープの子供時代の絵や生前の彼の姿をおさめたミュージック・ビデオが話題となった「ランナウェイ」、“人生って美しくない？僕は人生って美しいと思う”という歌詞が印象的な「ライフ・イズ・ビューティフル」が公開されており、惜しくも今年の6月に亡くなったラッパー、エックスエックスエックステンタシオンとのコラボ曲で全米シングルチャート13位を記録した「フォーリング・ダウン」と、アイラヴマコーネンを迎えた「サンライト・オン・ユアー・スキン」はストリーミング・アルバムのみに収録されている。今もなお、そのサウンドとメッセージで全世界のアーティストやリスナーに多大な影響を与え続けている“エモ・ラップの代弁者”=リル・ピープ幻の遺作アルバムに大きな注目が集まっている。

◆ 作品情報
リル・ピープ最新アルバム
『カム・オーバー・ホウェン・ユアー・ソーバー Pt.2』