2本のチェロによる超絶演奏で世界を驚愕させるルカ・スーリッチ(31)とステファン・ハウザー(32)からなるチェロ・デュオ=2CELLOS(トゥー・チェロズ)。11月19日(月)念願の武道館公演デビューを果たし、1966年6月ビートルズ初来日の会場として使用されて以来、数々の伝説の名演・名盤を生み続ける歴史的な聖地に名を刻んだ2CELLOS。次の公演地オーストラリアに滞在中の2人から日本のファンへのメッセージが届いた。
(情報提供:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
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「僕たち2CELLOSが初めて日本を訪れた時から、いつかはBUDOKANで演奏してみたいなと思っていました。そして、とうとう、皆さんのおかげで僕らの夢が叶いました!アメイジングな皆さんのあたたかい声援に感謝します。日本に来ると“ホームに帰って来た”と感じるのです。本当にサイコー&クレイジーなショーをドウモアリガトウ。アンコールで演奏した<影武者>は、僕たちのことを最初から信じて応援してくれた皆さんのために特別に演奏しました。これまでずっと支えてくれた日本のファンの皆さん、そして、最高のスタッフ、最高のクルー、いつも僕たちを呼んでくれたウドーさん、すべての日本の皆さんに感謝します。またお会いしましょう!」(2CELLOS)
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公演当日11月19日リハーサル前に武道館正面の「2CELLOS公演」看板前で撮影された記念撮影写真と共にこのメッセージは公開された。日本のファンのために特別に演奏された「影武者」の後、「ハレルヤ」「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」で、オーディエンスのスマホのライトが新たな武道館伝説に名を刻んだ2CELLOSを祝福するかのように美しく灯された事もルカとステファンの心にしっかりと焼き付けれている。
(Photo: yuki kuroyanagi)
2CELLOSとしての単独ツアーは2012年1月 大阪のサンケイホールブリーゼ公演からスタート。以来2人は2本のチェロとともに、世界各地をめぐりながら着実に経験を積み重ねた。その後も2013年、2014年、2015年、2017年の計5回単独公演を行い、2016年にはフジロックフェスティヴァルに出演。来日公演ごとに会場規模を大きくしながら完売公演を重ねて7年、満を持しての武道館デビューとなった。世界に先駆け10月17日には最新アルバム『レット・ゼア・ビー・チェロ~チェロ魂』を日本先行発売。
現在大ヒット中の映画「ボヘミアン・ラプソディ」のエンド・クレジットで流れるクイーン「ショウ・マスト・ゴー・オン」のカバーをはじめ、ジョン・レノン「イマジン」、レナード・コーエンの「ハレルヤ」といったタイムレスな名曲を収録、全世界20ヵ国のクラシック配信チャートで第1位を記録する大ヒットとなっている。一夜限りの武道館公演は最新アルバム『レット・ゼア・ビー・チェロ~チェロ魂』収録曲をはじめ、2011年のデビュー盤以来これまでリリースした4枚のアルバムからバランスよく選曲され、まさに「2CELLOS ベスト」ともいうべき内容となった。