2016年5月に発表したデビュー・アルバム『99.9%』が全米ダンス/エレクトロニック・アルバムチャート2位を記録し、“カナダのグラミー賞”こと<ジュノ・アワード>でも「エレクトロニック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」にも輝いた人気プロデューサー=ケイトラナダ(Kaytranada)。前作から久しぶりとなる最新作にして、RCAへのレーベル移籍第一弾EPとなる『ナッシン・ライク・ユー/チャンシーズ』がリリースとなった。
(情報提供:UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
ケイトラナダはカナダ/モントリオールで育ち、兄弟の影響で14歳の頃から音楽制作をスタート。90年代のHipHop、R&Bから主に影響を受け、その中でもカニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス等も影響を受けたことを公言しているでことで知られるプロデューサー=Jディラと、トラップシーンのパイオニアとしても知られるプロデューサー=フロストラダマスに衝撃を受けたというケイトラナダ。2010年より、ケイトラダムスという名義でキャリアをスタート。ジャジーでいてエレクトニックなアーバン・ダンストラックやメロウなR&Bチューンを武器にSoundcloudやBandcampなどインターネット上で発表した楽曲でで徐々に注目を集め、これまでに13のプロジェクトと41のリミックスを発表。ケンドリック・ラマー、ジャネット・ジャクソン、エリカ・バドゥ、クレイグ・デイヴィッド、メアリー・J.ブライジなど数多くのプロデュースやリミックスを手掛けてきた。
2016年5月には待望のデビュー・アルバム『99.9%』をリリース。アンダーソン・パーク、シド、ゴールドリンク、クレイグ・デイヴィッド、アルーナジョージ等多数のゲストを迎えた本作は、先述の通り、全米ダンス/エレクトロニック・アルバムチャート2位を獲得し、“カナダのグラミー賞”こと<ジュノ・アワード>で「エレクトロニック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」にも輝いた。
リリースとなったEPは、タイ・ダラー・サインを迎えた「ナッシン・ライク・ユー」、新鋭女性シンガー、シャイ・リアを迎えた「チャンシーズ」、インスト作品でケイトラナダが十二分に表現されたダンストラック「イット・ワズ・ミーント2B」の計3曲の新録が収録されている。2018年に入ってからはロバート・グラスパーとのコラボレーションEP『ザ・アートサイエンス・リミキシーズ』や、ジ・インターネット最新シングル「ロール」のリミックスなども手掛け、6月29日には恵比寿リキッドルームで行われた初の単独来日公演を完売させるなど、破竹の勢いを見せるケイトラナダ。今後の活躍にも大きな注目が集まっている。
◆ 作品情報
ケイトラナダ最新EP
『ナッシン・ライク・ユー/チャンシーズ』
【収録曲】
01. ナッシン・ライク・ユー ft.タイ・ダラー・サイン
02. ナッシン・ライク・ユー(インストゥルメンタル)
03. チャンシーズ ft. シャイ・リア
04. チャンシーズ(インストゥルメンタル)
05. イット・ワズ・ミーント2B