いよいよ12月15日でSPRINGSTEEN ON BROADWAYの千秋楽を迎える、ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)。その前日12月14日にはコンプリート・ライヴ盤『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』の発売が決定しているが、それに合わせてブルース・スプリングスティーンの最大の魅力である「ライヴ」にフォーカスした初の公式プレイリストが公開された。
(情報提供:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
タイトルは『The Live Series:The Songs of the Road』。ブルース・スプリングスティーンの全キャリアの中から歴史的名演15曲を収録。その全曲が、ストリーミングで初配信となる貴重な音源となる。古くは1977年から2013年までの、Eストリート・バンドとのダイナミックで圧倒的なロックン・ロール、「明日なき暴走」や「涙のサンダー・ロード」などの代表曲から、心揺さぶられるエモーショナルで感動的な「レーシング・イン・ザ・ストリート」や「ドライヴ・オール・ナイト」、切々と訴えるように語りかけるソロ・アコースティックから、お祭り騒ぎのシーガー・セッション・バンドまで、「世界最高峰のライヴ・パフォーマンス」と呼ばれるスプリングスティーンの様々なタイプのライヴの魅力を堪能することができる。
収録曲は、アルバム『明日なき暴走』と『闇に吠える街』の合間に法廷闘争が行なわれていた時期の “LAWSUIT TOUR”と呼ばれていたツアーの1977年2月の公演より「涙のサンダー・ロード」「凍てついた十番街」。DARKNESS TOURからは名演中の名演と評価の高い1978年8月のCleveland のAGORA公演と9月のNJ PassaicのCapitol Theatre公演より「レーシング・イン・ザ・ストリート」「57番通りの出来事」。1980年THE RIVER TOURでの大みそか年越しライヴより「キャディラック・ランチ」。1984年8月地元NJでのBORN IN THE USA TOURより「明日なき暴走」。1996年11月THE GHOST OF TOM JOAD TOURでの生まれ故郷NJフリーホールドの母校での公演より「ユーズド・カー」。
2006年4月Seeger Session Tourでのニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティヴァル出演時の「オープン・オール・ナイト」。2008年4月17日に亡くなったE Street Bandのキーボーディスト・ダニー・フェデリチがフル・ショーで参加した最後の公演、2007年11月19日のMAGIC TOURでのボストン公演より「Eストリート・シャッフル」。2009年11月WORKING ON A DREAM TOURよりNYマジソン・スクエア・ガーデンでのアルバム『ザ・リバー』全曲演奏時の「ドライヴ・オール・ナイト」。そして2013年7月WRECKING BALL TOURでのイタリア・ローマの競馬場での公演より「ワーキング・オン・ザ・ハイウェイ」など、重要な節目でのライヴ・パフォーマンスが収録されている。
超レア音源としては、1977年頃のライヴで20数回演奏されてはいたが、その後Eストリート・バンドとは一切演奏されることがなく、アルバムにも未収録の当時の未発表曲「アクション・イン・ザ・ストリート」の1977年2月7日NYオールバニのPalace Theatreでのライヴ音源が収録されている。
◆ “Songs of the Road”
https://Springsteen.lnk.to/SongsOfTheRoad
◆ プロモーション映像も公式ツイッターで公開されている
The Songs of the Road playlist collects 15 unforgettable live performances across Bruce Springsteen’s entire career, all streaming for the first time. Check it out to listen to Born To Run, Thunder Road, Tenth Avenue Freeze-Out, Racing In The Street & more https://t.co/4zq8f4n93o pic.twitter.com/3VHWv6s26L
— Bruce Springsteen (@springsteen) 2018年11月30日
【『The Live Series:The Songs of the Road』収録曲】
01. 涙のサンダー・ロード/Thunder Road (Live at the Palace Theatre, Albany, NY – 1977年2月7日)
02. ハイウェイ29/Highway 29 (Live at King’s Hall, Belfast, UK – 1996年3月19日)
03. 57番通りの出来事/Incident On 57th Street (Live at the Capitol Theatre, Passaic, NJ – 1978年9月20日)
04. オープン・オール・ナイト/Open All Night (Live at New Orleans Jazz and Heritage Festival, New Orleans, LA -2006年4月30日)
05.盗んだ車/Stolen Car (Live at the ASU Activity Center, Tempe, AZ – 1980年11月5日)
06. 凍てついた十番街/Tenth Avenue Freeze-Out (Live at the Auditorium Theatre, Rochester, NY – 1977年2月8日)
07. アウト・イン・ザ・ストリート/Out In the Street (Live at the Wachovia Spectrum, Philadelphia, PA – 2009年10月20日)
08. ドライヴ・オール・ナイト/Drive All Night (Live at Madison Square Garden, New York, NY – 2009年11月8日)
09. 明日なき暴走/Born to Run (Live at the Brendan Byrne Arena, East Rutherford, NJ – 1984年8月5日)
10. ユーズド・カー/Used Cars (Live at St. Rose of Lima School, Freehold, NJ – 1996年11月8日)
11. アクション・イン・ザ・ストリート/Action in the Streets (Live at the Palace Theatre, Albany, NY – 1977年2月7日)
12. レーシング・イン・ザ・ストリート/Racing In the Street (Live at the Agora, Cleveland, OH – 1978年8月9日)
13. ワーキング・オン・ザ・ハイウェイ/Working On the Highway (Live at Ippodromo delle Capannelle, Rome, Italy – 2013年7月11日)
14. Eストリート・シャッフル/The E Street Shuffle (Live at TD Banknorth Garden, Boston, MA – 2007年11月19日)
15. キャディラック・ランチ/Cadillac Ranch (Live at the Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY – 1980年12月31日)
ニューヨーク、ブロードウェイのウォルター・カー劇場で行われている、ブルース・スプリングスティーンの歴史的な公演『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』は12月15日が最終公演日となり、全236公演、約1年間に渡るロングラン公演が遂に幕を閉じる。たった960席の小さな会場で「NYで最も入手困難なチケット」として話題となるほどプレミア化したそのショーが、12月14日『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』のコンプリート・ライヴ盤として発売となる。日本盤ブックレットには重要な「語り」部分の全訳を掲載。翻訳はスプリングスティーンのすべての作品の対訳を担当している三浦久氏。また、日本人でこのライヴを生で見ることができた貴重な一人、「スプリングスティーンの歌うアメリカ」の著者、五十嵐正氏の詳細なライナーノーツも収録される。『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』のミキシングはボブ・クリアマウンテン、マスタリングはボブ・ラドウィッグが担当。
詳細はこちら
https://SonyMusicJapan.lnk.to/BossOnBroadway
12月16日にはNETFLIX独占で全世界配信されることが決定し、その最新のトレイラーがNETFLIXの公式サイトで日本語字幕付きで公開となった。
◆ 『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』最新トレイラー(日本語字幕付)