デヴィッド・ボウイの遺志を継ぐアーティストとして大胆な新境地を聞かせる最新アルバム『ブロウ』は、2018年度JAZZ JAPAN AWARD のアルバム・オブ・ザ・イヤー《ニュー・ジャズ部門》を受賞することが発表されたダニー・マッキャスリン(Donny McCaslin)。2019年2月5日よりブルーノートで来日公演が行なわれることが決定した。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
デヴィッド・ボウイの遺作『★』(ブラックスター)で鮮烈なプレイを聴かせた鬼才テナー・サックス奏者、ダニー・マッキャスリン。ボウイとスタジオで共演した時の衝撃の経験を反映した最新作『ブロウ』(原題:Blow.)をひっさげて2月に来日する。現在52歳のマッキャスリンは90年代から変貌するジャズ・シーンの第一線で活躍を続けている。2000年代からマリア・シュナイダー・オーケストラにも参加し、その人脈でボウイと『★』で初めて共演を果たす。『★』が第59回グラミー賞(ベスト・ロック・パフォーマンス)を受賞した時には亡きデヴィッド・ボウイの代わりに受賞スピーチを行った。
レコーディング中にボウイから「その時聴こえているものを求めて進めばいい、どう思われるか、どうジャンル分けされるかは心配しないで。音楽を作ろう」と言われたその言葉に背中を押され、可能性は果てしない事に気付いたという。「ボウイと共演するまではこんなことが可能だと思いもしなかった」というアート・ロックに始まりエレクトロニカまで曲毎に異なる幅広い音楽的なスタイルを自在にプレイしている。
<爽快なアート・ロック・・・久々に出会った最高の1曲>(NPR)と絶賛された第1弾シングル「ワット・アバウト・ザ・ボディ」では、従来の彼のスタイルにはなかったヴォーカル・ナンバーで強烈なインパクトを残し、本作で共演する盟友マーク・ジュリアナ(ドラム)、ジェイソン・リンドナー(キーボード)、ティム・ルフェーブル(ベース)はデヴィッド・ボウイの『★』のセッションに一緒に参加したど世界屈指の精鋭たちだ。来る1月22日から27日には、ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードで『★』バンド・メンバーによるライヴが行われる。
「ワット・アバウト・ザ・ボディ」
1月10日命日には彼のSNSで“Remembering a remarkable man who was a visionary artist” (唯一無二の偉大なるデヴィッド・ボウイに思いをはせて・・)とコメントをアップしている
Remembering a remarkable man who was a visionary artist.#davidbowie pic.twitter.com/7K4t3EGERq
— Donny McCaslin (@DonnyMcCaslin) 2019年1月8日
https://www.facebook.com/donnymccaslinmusic/posts/1953287738059096
◆来日公演情報
2019年2月5日(火) @名古屋ブルーノート
2月7日(木)、8日(金)、9日(土)@ブルーノート東京
<メンバー>
ダニー・マッキャスリン(サックス)/ジェフ・テイラー(ヴォーカル、ギター)/ザック・ダンジガー(ドラムス)/ティム・ルフェーブル(ベース)/ジェイソン・リンドナー(キーボード)