2017年に発表の最新アルバム『ワンダフル・ワンダフル』が全米・全英アルバムチャート1位を獲得した
ラス・ヴェガス出身の世界的ロックバンド=ザ・キラーズ(The Killers)が現在のアメリカの抱える様々な問題を表現した新曲「ランド・オブ・ザ・フリー」をリリースした。
(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
2002年に米国ラスヴェガスで、ブランドン・フラワーズ(vo、key)とデイヴィッド・キューニング(g)を中心に結成された4人組ロック・バンド=ザ・キラーズは、2004年、アルバム『ホット・ファス』でデビュー。
このデビューアルバムが全世界で700万枚以上を売り上げる大ヒットになった。それ以後も『サムズ・タウン』、『デイ&エイジ』、『バトル・ボーン』など多くのヒット作を世に送り出し、ASCAP賞、ブリット・アワードをはじめ多数の音楽賞を受賞。ポップなメロディーとロック・サウンドに加わるブランドンのうねるキーボードがこのバンドを唯一無二の存在に押し上げる。ロラパルーザやコーチェラを初めとした大型フェスのヘッド・ライナーを務める等、アメリカでの確固たる人気はもちろん、世界最大級の収容数を誇るイギリス、ウェンブリー・スタジアムを完売させる等、ヨーロッパでも驚異的な人気を誇る。 2012年に発表したオリジナル・アルバム『バトル・ボーン』から5年の月日を経て遂に待望のニュー・アルバム『ワンダフル・ワンダフル』を2017年9月にリリース。全米・全英アルバムチャートで初登場1位を獲得し改めて世界的な人気の高さを証明した。
そして今回リリースとなった新曲「ランド・オブ・ザ・フリー」、その歌詞、そしてミュージック・ビデオには、
昨年末にニュースになった中米諸国からアメリカを目指す移民キャラバン、トランプ大統領が掲げるメキシコ国境との壁、未だなくならない肌の色の違いによる人種差別、銃社会が引き起こす問題など、現在のアメリカの抱える様々な社会問題が表現されている。フロントマンのブランドン・フラワーズはこの社会の中で起きるべきではないこれらの問題を、“the land of the free”と皮肉を込めて曲の中で繰り返している。
「ランド・オブ・ザ・フリー」ミュージック・ビデオ
なお、このミュージック・ビデオのディレクターには、過去に様々な人種差別問題を映画にしたこともある、アトランタ出身の映画監督スパイク・リーが起用されている。