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グレース・ヴァンダーウォール、約1年ぶりの新曲「ストレイ」を発表

GRACE VANDERWAAL


2016年、アメリカの大人気オーデイション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で優勝(当時12歳)し、ワン・ダイレクションやスーザン・ボイルなどのスターを発掘した辛口審査員サイモン・コーウェルにさえ“君は未来のテイラー・スウィフトになる”と、言わしめたシンガー・ソングライターのグレース・ヴァンダーウォール
(Grace VanderWaal)。デビュー・ミニ・アルバムは本国のiTunes POPチャートでビヨンセ、アデル、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガ、プリンスらを抑え、堂々の1位を飾り、ここ日本でもCMでの楽曲使用、日本ゴールドディスク大賞の受賞など、高い人気を誇る彼女の約1年ぶりとなる新曲「ストレイ」が発表された。

(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

グレース・ヴァンダーウォール、約1年ぶりの新曲「ストレイ」を発表

昨年は初主演となる映画“スターガール”(2020年公開予定)の撮影、長期のツアーなどハードなスケジュールを送ってきた彼女。新曲はそんな忙しい日々を過ごす中で、自分自身を見失ってしまったり、大人へと成長することへの怖さ、そして自由であることの大切さなど、先月15歳の誕生日を迎えた彼女の等身大の想いが反映された楽曲となった。そんな想いを込めた楽曲について、ファンへ向けて書かれた彼女のメッセージも公開され、心を打つ内容となっている。また同タイミングで、ミュージック・ビデオも公開。裸足で荒野を一人彷徨い、佇む姿は楽曲の世界観を反映した映像といえるだろう。

「Stray」 ミュージック・ビデオ

今後は春と夏に新曲のリリース、夏休み期間には一年ぶりとなる全米ツアーを行う予定に加え、来年は映画公開とまだまだ忙しい日々を送ることになる彼女。ここ数年で急激に世界的スターとなり、またこれまでどおりの学生生活も過ごすなど、通常では経験できない両体験を経て、さらなる進化を遂げるであろう。自身の悩み、葛藤そして夢を反映した歌詞、優しくも激しさを伴うウクレレプレイ、時折、かすれるように裏返る特徴的な歌い方など、全てにおいて魅力的な彼女に今後も注目だ。

◆新曲「ストレイ」について、本人からのメッセージ

こんにちは、お久しぶりです。みなさんに会いたいです。もう(前作から)1年になりますよね?ということで近況報告をします。私は夏にツアーに出て、それから『スターガール(来年公開予定)』の撮影が2ヶ月半ありました。どちらも私を大きく変えてくれて今の私があります。カメラや大勢の人々とのスケジュールをこなして家に戻って、気がついたら…たましいが抜けたような感じ?というのは暗すぎるかしら?…ともあれ、私が言いたいのは、私の生きている1秒1秒が、来るのと同じくらい速く去っていくという事実に、私は飢えるほど強く、すぐに気づいてしまったということです。どんな記憶も、呼吸も、ステップも、一度きりなのです。そのことを無視して過去を生き直そうとして、頭と心が戦っているような感じでした。人間は練習すればうまくなるし、練習しなければ忘れてしまいます。でももし私が私らしくいることを忘れてしまったら?どうやって取り戻すの?学校に戻った私は学校生活に集中しようとしましたが、もっともっと音楽が恋しくなっている自分に気づきました。友だちや思い出が増えると、自分らしくいることを思い出し始めました。取り戻すことができない思い出というのは考えすぎるためにあるのではなく、集めるためにあるのです。出来るだけたくさん。曲を書き始めたら、自分が自分とまたつながり始めているのを感じました。成長するというのは、思いがけず嵐に巻き込まれるような感じがします。でも心の準備はどうやって?それは練習することと、自分のよさを認めることです。「ストレイ」が私にとって身近なのは、この曲が私の道のリスタートであるからだけでなく、成長することの心が浮き立つような怖さと自由について歌っているからです。みなさんを心から恋しく思っています。自分を見失う前に、自分のよさを認めてあげてください。あなたはユニークですばらしい存在なのだから。まだまだこれからです。

ということで、たくさんの愛をこめて

グレース

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