2011年の第53回グラミー賞で最優秀新人賞に輝き、常に時代の最先端のクリエイターとして進化し続ける“コンテンポラリー・ポップ・シーン最高の才媛”エスペランサ(Esperanza Spalding)が2019年5月10日に世界同時発売でニュー・アルバム『12 リトル・スペルズ』をリリースすることが発表された。
(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
(Photo: Carmen Daneshmandi)
本作は、グラミー賞で2部門に輝いた2012年の『ラジオ・ミュージック・ソサイエティ』、2016年作品『エミリーズ・D+エヴォルーション』、77時間ライヴ・ストリーミングをしながら録音し全世界7,777枚限定で2017年に世界リリースされた実験的アルバム『Exposure』(日本盤未発売)に続く7作目のアルバム。
本作は芸術と癒しの特性、音楽と身体の相互作用、また民間療法のレイキ・ヒーリングにエスペランサが関心を持ち触発されて、それぞれの楽曲は身体の各パーツをテーマに作曲されたもの。パーツ(曲)にはそれぞれ呪文がついており、いわばエスペランサによるヒーリング・アルバムといえる内容となっている。作曲はイタリアにある城で行われ、ブルックリンに戻り仲間たちとわずか数日間レコーディング。そして、まずは2018年10月7日から18日までの12日間、毎日12時12分(EST)に自身のFacebook、Instagram、ウェブサイト上で1曲ずつミュージック・ビデオと呪文を公開、その後2018年10月19日にストリーミング・サービスでのみアルバムをリリースした。
このアルバムが、新たに身体の4パーツにためにブルックリンで作曲、レコーディングした新曲4曲と4つの呪文を加えた形で、5月10日にフィジカルとデジタル・ダウンロード・ストアでリリースとなる。
昨年発売された12曲のビデオは全曲合計すると昨年400万ヴューを得ており、昨年の11月と12月には、ディエゴ・モントーヤが彼女のためにカスタム・デザインしたステージ衣装、さらに振り付けと投影された映像も統合した12曲だけを披露するコンサートも開催される。
◆ リリース情報
エスペランサ『12 リトル・スペルズ』
Esperanza Spalding / 12 Little Spells
● 発売日:2019年5月10日
● 品番:UCCO-1205
● 価格:\2.700(税込)
【トラックリスト】
01. 12 リトル・スペルズ (胸椎)
12 Little Spells (thoracic spine)
02. トゥ・タイド・アス・オーヴァー (口)
To Tide Us Over (mouth)
03. ティル・ザ・ネクスト (目)
‘Til the Next (eyes)
04. サング (腰)
Thang (hips)
05. タッチ・イン・マイン (指)
Touch in Mine (fingers)
06. ザ・ロンギング・ディープ・ダウン (下腹部)
The Longing Deep Down (abdominal portal)
07. ユー・ハフ・トゥ・ダンス (足)
You Have to Dance (feet)
08. ナウ・ノウ (上腹部)
Now Know (solar portal)
09. オール・リムス・アー (腕)
All Limbs Are (arms)
10. レディイング・トゥ・ライズ (脚)
Readying to Rise (legs)
11. ダンシング・ジ・アニマル (精神)
Dancing the Animal (mind)
12. ウィズ・アザーズ (耳)
With Others (ears)
13. レスト・ウィ・フォゲット (血)
Lest We Forget (blood)
14. ハウ・トゥ (髪)
How To (hair)
15. ムーヴ・メニイ (関節)
Move Many (joints)
16. ウェイズ・トゥゲザー(肩)
Ways Together (shoulder)