2013年、英ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)にてスタートし、創意工夫溢れる体験型のエキシビションとして記録的成功を収めたデヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」。その展覧会をまるごとAR(仮想現実)化し、自分の手元で自由に再現出来る画期的なスマホARアプリとして、今年の1月8日(ボウイの誕生日)にリリースされた「David Bowie is」スマホARアプリが、この度、web界で最も権威のあるアワードとして知られる、第23回ウェビー賞(The 23th Annual Webby Awards)を受賞した。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
受賞したのは、全世界からの一般投票でウィナーが決定するPeople’s Voice Awardsのアプリ&モバイル(Apps, Mobile, and Voice)カテゴリ内のArt & Experimental部門。
◆ 4月23日に発表されたウェビー賞HP:
ウェビー賞(The Webby Awards)は国際デジタル芸術科学アカデミー(IADAS)が主宰する、web/インターネット分野での優れた作品を評価する賞。1996年にスタートして以来“デジタル界のアカデミー賞”として最も権威のある賞として知られており、開かれたwebという考え方から、一般投票によるPeople‘s Voice Awardsがあるのも特徴。
毎年全世界から多くの投票を集めているというこのPeople’s Voice Awardsでは、今年も約100万人が参加し、トータル300万票という多くの投票が寄せられ、初めて展覧会をAR(仮想現実)化した「David Bowie is」スマホARアプリが受賞を果たした。
デヴィッド・ボウイ自身も2007年の第11回ウェビー賞で、アートとテクノロジーの境界を超えたその功績でライフタイム・アチーブメント・アワード(the Webby Lifetime Achievement Award)を受賞している。
「David Bowie is」スマホARアプリでは、展覧会の再現のみならず、ARボウイの盟友、アカデミー賞俳優のゲイリー・オールドマンのナレーションと共に、デヴィッド・ボウイ大回顧展に展示されていた衣装、映像、写真、手書きの歌詞などをデジタルスキャンして収録。アプリ版独占収録アイテムや、ニューヨークの巡回展でのみ展示された最後のアルバム『★(ブラックスター)』関連のアイテムを加えた400点以上を、時間や人混みを気にすることなく、自分の部屋でじっくりと鑑賞・追体験することが可能となっている。
◆ 「DAVID BOWIE is」 スマホARアプリ