(情報提供: BIG NOTHING)
2016年リリースの『22, A Million』から3年、Bon Iverから待望の新作『i, i』が届けられる。ウィスコンシン州出身のシンガー・ソング・ライター=Justin Vernonのソロ・プロジェクトとして始まったBon Iverは08年にデビュー・アルバム『For Emma, Forever Ago』を発表し世界中の音楽メディア、批評家、アーティストから絶大な指示を獲得した。また同じく08年にリリースした『Blood Bank(EP)』では収録曲の「Woods」を後にKanye Westがサンプリングし話題に。続くセカンド・アルバム『Bon Iver, Bon Iver』(2011年)は米Pitchforkにて9.5/10点を獲得し、全米初登場2位、全英初登場4位を記録。12年第54回グラミーでは最優秀新人賞と最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞を受賞。16年にリリースした『22, A Millian』は全米、全英チャートで2位を記録したのを始め世界各国のチャートで軒並み上位にランクインしている。またその独創的でユニークなアプローチや表現は、作品を出す毎にメインストリームにまで影響を与えてきている。
近年Justinはコミュニティ・ミュージックを標榜し、アーティスト集団とも言える”PEOPLE”を創設、またそこから派生したTHE NATIONALのAaron Dessnerとのプロジェクト、Big Red Machineで作品を発表したりフェスティバル、EAUX CLAIRESを主催したりと様々なコラボレーションを行なってきた。『i, i』はマスター・コラボレーターとしてのJustin Vernonの理想や創造性が最大限に表現された作品になっている。本作の制作の前にテキサス州の広大な農地に新たにSonic Ranchというスタジオを作り、新しい環境でバンドメンバーを始め多くのコラボレーターと共に作業を進め、インスピレーションや文化的異種交配、他分野のクリエイティブな結合が生まれることを目指した。
本作のリリースにあたりオフィシャル・プレス・リリースではBon Iverのこれまでの軌跡を季節の流れになぞらえて表現してる。心の張り詰めた北部の冬の孤独の如き『For Emma, Forever Ago』、希望と活力に溢れる春の訪れのような『Bon Iver, Bon Iver』、焼け付くような夏の気が狂ったエネルギー『22, A Million』、そして『i, i』でそのサイクルが完結する。秋色で、瞑想に耽った、深く沁み入るアルバム。円熟。実りの季節。Justinという一人の音楽家が自身と向き合い、多くの仲間と支え合いながら限りなきアメリカン・ミュージックの恩恵を得、結実した豊潤で荘厳な世界になっている。
「Hey, Ma」
「U (Man Like)」
◆ リリース情報
2019.8.28 ON SALE[日本先行発売]
アーティスト:BON IVER(ボン・イヴェール)
タイトル:i, i(アイ、アイ)
品番:JAG350JCD
定価:¥2,400 +税
その他:解説/歌詞/対訳付、日本先行発売、日本盤オリジナル・アートワーク
発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
<トラックリスト>
1. Yi
2. iMi
3. We
4. Holyfields
5. Hey, Ma
6. U (Man Like)
7. Naeem
8. Jelmore
9. Faith
10. Marion
11. Salem
12. Sh’Diah
13. RABi