3年連続(2015~2017)でグラミー賞に輝き、動画総再生数は41億回超え、アカペラ・グループとして史上初の全米初登場1位を獲得した、“声”だけで世界を魅了し続ける奇跡の5人組=ペンタトニックス(Pentatonix)。先日11月13日(水)には『PTX 日本デビュー5周年記念 グレイテスト・ヒッツ』 と『ベスト・オブ・ペンタトニックス・クリスマス(ジャパン・エディション)』もリリースされ、来年1月末からのジャパン・ツアーも決定している彼らが、11月16日(土)に東京・お台場にて日本デビュー5周年を記念して、トーク&ミニライブを含む一夜限りのスペシャル・イベントを開催した。今回の来日は2017年5月の公演以来約2年半ぶり通算8度目。各メディアやストアを通じて当選した約310名の優先観覧エリア入場者に加え、フリーでの観覧者を含め合計1,500人が詰めかけた。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
(Photo:土居政則)
肌寒い気候ながらもファンは今か今かと待ちきれず、会場は熱気であふれかえる。そしていよいよ本人たちの登場と同時に、会場の熱気は一気に最高潮に!集まったファンに向けて「コンニチワ!日本に戻って来れて嬉しいよ!」と語ると大歓声が沸き起こった。先日解禁され大きな話題となっている全編アカペラ/日本語での「Pretender」(Official髭男dismのカバー)を世界初生パフォーマンスした他、Perfumeの「ポリリズム」などを声だけで斬新にマッシュ・アップした「Perfume メドレー」、更には彼らの世界的なブレイクを決定付けた「ダフト・パンク・メドレー」や「ボヘミアン・ラプソディ」など全5曲を披露。圧倒的な美声と超絶技巧のボイスパーカッションにオーディエンスは酔いしれ、会場は一体となった。
(Photo:土居政則)
ライブ後にはトーク・セッションを実施。まず今回の来日が初となった新加入のマット・サリ―は、日本について聞かれると「まずとても美しい国。ホテルの窓から眺めた、ネオンが光る東京の街はまるで夢のようで非現実的な光景でした」と語り、ファンたちから祝福を受ける。日本のファンの熱狂ぶりについてはスコットが「みんながいつも温かく迎えてくれるから、自分たちも第二の故郷だと思ってパフォーマンスをすることができるんだ」と日本への愛をふんだんに語ってくれた。今回、新曲として「Pretender」をカヴァーしたきっかけを聞かれるとミッチは「メンバー全員がJ-POP好きな中、僕は特に10代のころからJ-POPを聞きこんでいて、今でも常にどんな曲が流行っているのかアンテナを張っているんだ。この曲を聴いたとき、甘く切なくて非常にエモーショナルだと感じて、僕たちみんなの心に刺さったので絶対にカヴァーしたいと思ったんだよ。日本の文化、もちろん日本語の美しさも愛しているから、どうしても日本語で歌いたかったんだ。だから、すごい練習したよ(笑)」と語り、詰めかけたファンは一斉に拍手を送った。
(Photo:土居政則)
間もなくイベントも終わるという中で、なんとペンタトニックスから日本のファンへクリスマス・ギフトとして、クリスマスの名ナンバー「サンタが街にやってくる」をサプライズプレゼント!会場のヴィーナスフォートには大きなクリスマスツリーが飾られており、彼らからの歌のプレゼントによって一気にクリスマスムードへと会場の雰囲気が変わる。詰めかけたファンにとってはまさしく忘れられない一夜となったことだろう。
◆来日公演情報
ペンタトニックス ~ THE WORLD TOUR:JAPAN 2020
【横浜】2020年1月30日(木)パシフィコ横浜 国立大ホール
【札幌】2020年2月1日(土)札幌文化芸術劇場 hitaru
【名古屋】2020年2月3日(月)名古屋国際会議場 センチュリーホール
【東京】2020年2月4日(火)東京国際フォーラム ホールA
【大阪】2020年2月6日(木)フェスティバルホール