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マイク・ヴァイオラ、日本企画のベスト盤を1月22日にリリース

MAIKE VIOLA


ビートルズやビーチ・ボーイズの遺伝子を受け継ぐ、素晴らしいメロディとハーモニーをもつキャッチーな曲を作るソングライターとしての才能。ロックから優しいバラードまでをエモーショナルに歌いこなす、エルヴィス・コステロを彷彿させるハスキーな歌声。プロデューサー、近年はレーベルのA&Rとして、多くのアーティストに頼られる編曲/プロデュースの手腕の持ち主。天才POP職人=マイク・ヴァイオラ(Mike Viola)の日本独自企画ベスト・アルバムが2020年1月22日にリリースされる。

(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

The Strawberry Blonde

トム・ハンクス監督、リヴ・タイラー主演映画『すべてをあなたに(That Thing You Do)』の中でThe Wondersというグループが歌ったビートリッシュなサウンドを聴かせてくれる同名主題歌、この曲のヴォーカルを担当していたのがこのマイク・ヴァイオラで、その年のアカデミー賞ベスト・オリジナル・ソング賞にノミネートされ一躍脚光を浴びることになる。この曲を作曲したファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレンジャーはマイクについてこう語っている。

「マイクは僕よりもずっと優れた歌手だ。そのスタイルを超えて、今生きている歌手のなかでも最高のひとりだよ。ものすごい歌手なんだ。実のところ、僕らの作ったデモがあまりに良くって、映画「すべてをあなたに」のプロデューサーはそれを超えるものを作れず、結局マイクをリード・ヴォーカル役に起用することになったんだ。だって、マイクほどうまく歌える人は誰もいなかったからね」
―――ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレンジャー

これまでに何度も共演してきたライアン・アダムスもマイク・ヴァイオラについてこう語っている。

「マイクはすごく才能がある。僕の知っているなかでも、最高のソングライターのひとりだね」
―――ライアン・アダムズ

Soundtrack of My Summer

天才ポップ職人が紡ぎだす”ポップの魔法“に包まれた極上のメロディーとハーモニー、煌めく名曲の数々を集大成した日本だけのベスト・アルバムには、マイクの原点ともいえる「すべてをあなたに(That Thing You Do)」も収録。その後のバンド・キャンディ・ブッチャーズ時代からソロまで。過去20年間の彼のアルバムの中からメロディアス&ポップな楽曲をピックアップ。さらに現時点での彼の最新録音まで、名曲がぎっしり詰まった日本のファンのために作られた日本のみのベスト盤。未発表曲「エヴリシングズ・グレイト」や2曲のボーナス・トラック含むCD収録時間ぎりぎりまで詰め込んだ全23曲を収録。クリスマス・ソングもなぜか2曲収録されているが、1曲はすでに現在入手困難なファン垂涎のレア曲「ギヴ・ミー・ア・セカンド・チャンス・フォー・クリスマス」。もう一曲はクリスマスにこだわらなくとも、いつ聴いても素晴らしいと思えるエヴァ―グリーンなメロディで、現在のところ最新曲の一つ「ヒア・ウィ・ゴー・イッツ・クリスマス・タイム」。Power Pop史上最高のクリスマス・ソングの一つと言っても過言ではない。

Here We Go, It’s Christmas Time

マイク・ヴァイオラに彼自身の作品を一言で言うと?という質問を投げかけてみたところ、こう答えてくれた。

「もしビーチ・ボーイズの『サンフラワー』とポール・マッカートニーの『ラム』が好きだったら、気に入ってもらえると思うよ」 (マイク・ヴァイオラ)

そして、彼のヒーローであるポール・マッカートニーに会った時のこともこう語ってくれた。

「僕はポール・マッカートニーの大ファンで、楽器があれば、ポール(・マッカートニー)の曲なら何でも演奏できるよ。僕のお気に入りのポールのアルバムは『ラム』。僕がやっていることを今やっているやり方でやっているのは、このレコードから始まっている。ポールに会ったとき、彼にも言った。”正直に言いますと、僕のキャリアのすべてが『ラム』を基にしているんです”。するとポールが”あれは良いレコードだ。でも、キャリアが『ラム』が基にしているって、どういう意味だい?”と彼に訊かれたから、”あのレコードがあまりに好きなので、自分の書く曲のすべてをあのレコードと比較して判断するんです”と答えたよ。ポールは嬉しそうに笑っていたよ。」 (マイク・ヴァイオラ)

マイク・ヴァイオラのエルヴィス・コステロに似た歌声と、既に名曲の佇まいを持つ楽曲の数々はBeatleDNA直系の良質なポップ・センスを感じ取ってもらえるはずだ。ビートルズの遺伝子たちを集めた究極のBeatleDNAコンピCD『Power To The Pop』にもマイク・ヴァイオラの「ホエン・アイ・ホールド・ユー・イン・マイ・アームズ」が収録されている。

When I Hold You in My Arms

『Power To The Pop』は、カバーでもない、コピーでもない。誰もが納得のマスターピースから隠れた名曲まで、BeatleDNAを受け継ぐ楽曲の数々をレーベルを越えて世界中から集めた、すべてのポップ・ファンに贈る日本独自企画CD。一方でまだ一般的には知られていない隠れた名曲、知る人ぞ知るアーティスト達を多くのリスナーに紹介することも目的としている。そんな世界中の知られざるビートルズの遺伝子たちを「日本企画ベスト盤」として紹介していく新シリーズがスタート。第一弾は12月25日に発売となるカナダの天才POP職人スティーヴ・エッガーズ率いるThe Nines(ザ・ナインズ)の『ザ・ベスト・オブ・ザ・ナインズ』。第二弾が今回の1月22日発売マイク・ヴァイオラ『ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ』。以降Pugwash、The Merrymakers、L.E.O.など毎月1タイトルずつリリースされる予定。

◆ マイク・ヴァイオラ バイオグラフィー

マサチューセッツ州ボストンの郊外に生まれ育ち、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、エルトン・ジョンなどのレコードに刺激を受けて、幼くして音楽の才能を発揮した。8歳のときから曲を書き始め、13歳でバンドを組んでプロのミュージシャンとなる。1996年にキャンディブッチャーズというバンドでメジャー・デビュー。同年にはトム・ハンクス監督の60年代の架空のビート・グループを描いた映画「すべてをあなたに That Thing You Do」に、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレンジャーと組んで挿入歌を提供。グラミー賞を獲得した同名主題歌をクレジット無しで歌った。1999年のマイク・ヴァイオラ&ザ・キャンディブッチャーズ名義で「フォーリング・イントゥ・プレイス」をソニー傘下のRPMから発表。キャンディブッチャーズはアルバム3枚でその看板を下ろし、2005年以降のマイクはソロ名義で活動。プロデューサー業にも力を入れるようになり、これまでにジェニー・ルイス、マンディ・ムーア、レイチェル・ヤマガタ、フォール・アウト・ボーイなどを手掛けてきた。また、2000年代前半は、ライアン・アダムズのバンドにも加わり、ギタリスト兼共同プロデューサーとして重要な役割を果たし、2015年には彼と一緒にフジ・ロック・フェスティヴァルにも出演した。これまでに自分名義で、最新アルバム「ジ・アメリカン・エジプト」を含む10枚以上のアルバムとEPを発表してきたが、それに加え、仲の良いブルウ、ジェリーフィッシュのアンディ・スターマーとのプロジェクト、LEOによるELOへのオマージュをこめた08年のアルバム「アルパカス・オーグリング」や、ディジー・ミズ・リジーのティム・クリステンセンと組んで、ポール・マッカートニーのアルバム「ラム」をライヴで完全再現した2013年のアルバム「ピュア・マッカートニー」など、先達にたっぷりの敬意を払う作品も発表している。2016年にヴァーヴ・レコードのA&R部門の重役に就任。現在もアーティスト活動と掛け持ちで活躍している。今年2019年は彼が数年かけて育ててきたアーティストが見事花開いた年となり、2020年2月に発表されるグラミー賞で、マディソン・カニンガムが最優秀新人、J・S・オンダラが最優秀アメリカーナ・アルバムの候補となっている。

◆ リリース情報
マイク・ヴァイオラ『ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ』
Mike Viola『Introducing…Mike Viola(Japan Best』
● 発売日:2020年1月22日
● 品番:SICX149
● 価格:¥1800+税

マイク・ヴァイオラ、日本企画のベスト盤を1月22日にリリース

<トラックリスト>
01. ストロベリー・ブロンド The Strawberry Blonde(2007『Lurch』)*
02. サウンドトラック・オブ・マイ・サマー Soundtrack Of My Summer(2011 『Electro de Perfecto』)*
03. ホエン・アイ・ホールド・ユー・イン・マイ・アームズ When I Hold You In My Arms(2007 『Lurch』)*
04. イット・ダズ・ア・ナンバー・オン・マイ・ブレイン It Does A Number on My Brain(2018 『Bitten and Cursed – Single』)*
05. ゲット・ユー・バック Get You Back(2011 Electro de Perfecto』)*
06. ヒア・ウィ・ゴー・イッツ・クリスマス・タイム Here We Go, It’s Christmas Time (2018 『Here We Go, It’s Christmas Time』) *
07. スパークル Sparkle!(2004 『Hang On Mike』)**
08. エル・ムンド・デ・パーフェクト El Mundo De Perfecto(2011 『Electro De Perfecto』)*
09. フォーリング・イントゥ・プレイス Falling Into Place(1999 『Falling Into Place』)**
10. スーパーキッド Superkid(2004 『Hang On Mike』)**
11. グッド・アイデア・グロウ・オン・トゥリーズ Good Ideas Grow On Trees(2007 『Lurch)
12. ブレイク・ユア・ハート Break Your Heart(1999 『Falling Into Place』)**
13. ユー・ビロング・トゥ・ミー・ナウ You Belong To Me Now(2002 『Play With Your Head』)**
14. ホワット・トゥ・ドゥ・ウィズ・マイケル What To Do With Michael(2004 『Hang On Mike』)**
15. ホドマック/エヴリシングズ・グレイト (未発表曲) Hodmuck/Everything‘s Great (Unreleased)
16. ミュータント・ニンジャ・タートル Mutant Ninja Turtle(2018 『The American Egypt』)*
17. ヘア・オブ・ザ・ドッグ Hair Of The Dog(2005 『Just Before Dark』)*
18. ガーリー・ウォーム Girly Worm(2007 『Lurch』)*
19. ギヴ・ミー・ア・セカンド・チャンス・フォー・クリスマス Give Me A Second Chance For Christmas(1999 『Let’s get christmas EP』)*
20. サウンド・オブ・マイ・オウン・ヴォイス Sound Of My Own Voice(2005 『Just Before Dark』)*
21. キング・コング・ハンドKing Kong Hand(2018 『The American Egypt』)*

<Bonus Tracks>
22. ザ・ワンダーズ/すべてをあなたに  The Wonders/That Thing You Do (OST 『That Thing You Do』)
23. (Secret Tracck)