(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
フランスを代表するシンガー/女優のジェーン・バーキン(Jane Birkin)が、ニュー・アルバム『Oh! Pardon tu dormais…』をリリースした。2008年の『冬の子供たち』(原題:Enfants D’hiver)から12年ぶりのオリジナル・スタジオ・アルバムとなる。
ジェーン・バーキンがエティエンヌ・ダオ、ジャン・ルイ・ピエロと共に制作した、とてもパーソナルなレコードだという本作は、数年前にジェーンが脚本と監督を手掛けた舞台『Oh! Pardon tu dormais…』をミュージカル仕立てに脚色した作品ともいえる。
当時『Oh! Pardon tu dormais…』を観たエティエンヌ・ダオは大変気に入り、何度も劇場に足を運んだ。それから何年もかけてそのミュージカル版をやろうとジェーンに説得を試み、曲作りのセッションが始まった。エティエンヌとジャン・ルイ・ピエロが数ヶ月かけてジェーンのために書いたメロディを聞かせ、それに合わせてジェーンが書いた歌詞の手直しを行う、そういった作業が夢のようにうまく進んだという。当初は『Oh! Pardon tu dormais…』の脚本にインスピレーションを得ていたが、徐々にそこから離れ、より身近で差し迫ったテーマが浮かび上がってきた ――(7年前に亡くなった)ジェーンの娘ケイト・バリーのこと、損失、傷心、亡霊、英語で書く歌詞――そして少しずつ別の地平に向かって漂っていった。
「エティエンヌは私を古傷から救い出し、憂鬱と惰性から連れ出してくれた。お互いにすべてを与え、すべてを受け取り、3人で創り上げたものに私はいまだに驚愕し、言葉を失うのです。私たち、これを産み落としたのよ…そう考えると、感動です」 (ジェーン・バーキン)
◆ 商品情報
ジェーン・バーキン
『Oh! Pardon tu dormais…』