世界30カ国以上のチャートで1位を記録し、総ストリーミング数20億回を突破したトーンズ・アンド・アイ(Tones And I)の大ヒット・ソング「ダンス・モンキー」が、遂に自己最高記録となる全米チャート5位に躍り出た。全米チャートには18週連続ランクインとなる。女性アーティスト単独で制作し、作詞・作曲を手掛けた曲が同チャートのトップ5入りを果たすのは2012年に3位を記録したホイットニー・ヒューストンの代表曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を作詞・作曲したドリー・パートン以来、約8年ぶりの快挙となる。2000年代に入って以来、同チャートの1位を果たした247曲のうち、一人が作曲作詞を務めた作品は、わずか11曲に過ぎないという。
(情報提供: WARNER MUSIC JAPAN)
さらに「ダンス・モンキー」は、これまで30カ国以上のチャートで1位を記録しただけでなく、オーストラリアチャート史上最長である24週1位、そしてSpotifyグローバルチャートで113日間1位となり、2017年に世界的ヒットを記録したポスト・マローン「ロック・スター feat. 21サヴェージ」に並ぶ最長記録となった。また全英チャートは11週連続1位と史上最長期間 1位に君臨した女性ソロアーティストとなった。
そんなトーンズ・アンド・アイが母国オーストラリアでの森林火災に胸を痛め、自ら企画したチャリティー・コンサートが先日メルボルンで行われ、オーストラリア出身のアーティストが集結した。このライブとチャリティーTシャツの収益8万7000ドル(約950万円)はすべてオーストラリアの森林火災基金や消防団への寄付に充てられる。当日披露された「ネバ―・シーン・ザ・レイン」のライブ映像が新たに公開となった。
トーンズ・アンド・アイ 「ネバ―・シーン・ザ・レイン(ライブ・フロム・ザ・ブッシュファイア・ベネフィット)」
今週からスタートしている全米ツアーは全会場ソールド・アウト、続くイギリス・ヨーロッパツアーも各会場軒並みソールド・アウトしており、いままさに世界で一番注目されているアーティストとなっている。さらなる活躍に期待しよう。