(情報提供: BEATINK)
2010年のデビュー以来、唯一無二な音楽性を有したエレクトロニック・ポップミュージックを作り上げてきたダークスター。アクトレス、ワイルド・ビースツ、ゾンビーらとのコラボレーションを行い、ジョン・ホプキンスやフォー・テットとも交友のある彼らが6月19日に発売される最新アルバム『Civic Jams』収録曲「Jam」のリミックスを公開した。リミキサーにはダブステップのオリジネーターとしても知られるホースパワー・プロダクションズを起用している。
Darkstar – Jam (Horsepower Productions Remix)
ダークスターがこのリミックスの制作を依頼してきた時、興奮したね。90年代のパープルレコード(Warpの12インチ)の熱心なコレクターとしては、チャンスだと思った。オリジナル・トラックを聴いた時、この曲は80年代後半のカナダのダンス・ヒット曲 「GIVE ME A SIGN 」を良い意味で妙に思い出させてくれた。リミックスの制作を依頼されててから、過去にリリースされているカタログを聴いて、アーティストやレーベルが求めているであろうスタイルの要素を探ってみた。曲のオリジナルのテンポが大好きだったけど、俺たち自身にはアップテンポなイメージがあるからbpmを上げることにした。リズムとビートは俺たちのスタイルを彷彿とさせるが、プログラミングに斬新な工夫を加えて2000年代のサウンドとは一線を画すものになっている。アーティストとリスナーがリミックスを聴いて、俺が制作をした時と同じように楽しんでくれることを願っている。- Benny III (Horsepower Productions)
これはパンデミックが起きていない世界でリリースしようと思っていたものだった。率直に言って、このような状況で音楽をリリースすることについて、僕らはどう感じているのか分からないんだ。
誰もが何らかの形で孤立を経験している中で、人々がお互いを助けるために何ができるのかという問いを投げかけられているのは確かだ。僕たちはレコードを作ったんだけど、ほんの少しでも多くの人がこのレコードに安らぎを感じることができれば、それは普通の仕事以上の価値があるよ。 – Darkstar
また、国内盤CD購入者には公開されたホースパワー・プロダクションズに加え、ジョン・タラボット、ロレイン・ジェームス、パリスのリミックス音源が収録されたボーナスディスクが先着特典として付いて来る。
◆ リリース情報
label: Warp Records / Beat Records
artist: Darkstar
title: Civic Jams
release: 2020/6/19