ベイ・シティ・ローラーズのギタリスト、イアン・ミッチェルが亡くなった。スコットランド、エディンバラで結成されたアイドルバンドで、1970年代に人気を博した。当時はビートルズの再来、とまで言われたこともあるという。それほどまでに人気だったのだ。今回、訃報が届いたイアン・ミッチェルは、1976年の加入ということで全盛期の後期に参加しており、さらにスコットランド出身ではないのだが、スコットランドを代表するバンドの一つだ。
代表曲といえば「S・A・TUR・DAY NIGHT!」の歌い出しが耳に残る「Saturday Night」や、映画「Love Actuary」でも使われた「Bye Bye baby」だろうか。
また、彼らはスコットランドの代表的な図柄である「タータン・チェック」の服を着ていたことから、彼らの人気の勢いを「タータン・ハリケーン」と呼んでいたらしい。しかし、メンバーの出入りいが激しく、人気も下火になって行ってしまった。
アイドル的な側面があったにせよ、日本でのタータン・チェックの認知度を一気に押し上げたのは、彼らの功績でもあっただろう。ぜひ一度、聞いてみてはいかがだろうか。キャッチーなナンバーを数々出している。
(NO.16編集部)