(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
「セイ・ソー」の楽曲と動画の再生回数が全世界で累計14億回再生を突破し、現地時間3月14日(日)に開催される第63回グラミー賞にて3部門でノミネートされているドージャ・キャット(Doja Cat)が、現在TikTokをきっかけに人気急上昇中の楽曲「ストリーツ」のミュージック・ビデオを公開した。
ドージャ・キャット 「ストリーツ」 ミュージック・ビデオ
TikTokで現在流行っている<シルエット・チャレンジ>は、ドージャの曲「フリーク」でもサンプリングしているポール・アンカの「Put Your Head On My Shoulder(あなたの肩に頬うめて)」から始まり、途中でドージャの「ストリーツ」に切り替わった瞬間に逆光で体のシルエットのみが見えるフィルターに切り替えて踊るという内容。本日公開となったMVはまさにこの<シルエット・チャレンジ>と同じ演出で、街中のショー・ウィンドウでマネキンからドージャのシルエットに切り替わるシーンから始まる。その後もそれを見ているタクシー運転手が頭の中で繰り広げる様々な妄想シチュエーションにドージャが登場している。「セイ・ソー」同様、ドージャのセカンド・アルバム『ホット・ピンク』(2019)に収録されている本曲は、TikTokでのバズを受け各種音楽チャートを席巻している。Spotifyでは、<グローバル・トップ50>で最高9位に上り詰め、そのほか28の国と地域の<トップ50>チャートにランクイン。UK、オーストラリア、アイルランド、カナダ、ニュージーランドのシングル・チャートでもトップ20に食い込んでいる。
ドージャが世界的に注目を浴びるようになったのは、2019年の年末からTikTok上のダンスチャレンジで使用され話題となった楽曲「セイ・ソー」がきっかけ。翌年5月には女性ラッパー界の女王=ニッキー・ミナージュをフィーチャーした「セイ・ソー」のリミックスを配信し、5月16日付けの全米シングル・チャートでドージャ、ニッキー共に史上初の1位を獲得した。その後「セイ・ソー」は16週連続で全米シングルチャートトップ10入りとなり、ロングヒットを記録。また『ホット・ピンク』収録の楽曲「ライク・ザット feat. グッチ・メイン」や、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020年3月日本公開)のオリジナル・サウンドトラックに収録されている「ボス・ビッチ」もTikTokなどのSNSでのバズをきっかけに世界的ヒットを記録。その確かなラップスキルと唯一無二のキャラクターでファンのみならず様々なアーティストから愛されており、ここ1年でアリアナ・グランデ、ザ・ウィークエンド、アン・マリー、ビービー・レクサ、サウィーティーなど様々なアーティストとのコラボを実現させるほど各所からひっぱりだこなスターに急成長を遂げた。
数々のヒット曲を生み出したドージャの実力を裏付けるように、2020年に開催されたMTV VMA、MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード、ピープルズ・チョイス・アワード、アメリカン・ミュージック・アワード、MTV VMAJではそれぞれ最優秀新人賞にあたる賞を総なめにしてきた。今週末ロサンゼルスにて開催される第63回グラミー賞では、主要部門である「最優秀新人賞」と「最優秀レコード賞」に加え、「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」にノミネートされ、当日パフォーマンスすることも決定しているドージャ。受賞に期待が高まる中、SNSでは次のアルバムに関する情報も少しづつ発信しており、新作のリリースに期待が高まっている。
◆ 作品情報
ドージャ・キャット Doja Cat
『ホット・ピンク(ジャパン・バージョン)|Hot Pink (Japan Version)』
<トラックリスト>
01. サイバー・セックス
02. ウォント・バイト feat. スミノ
03. ルールズ
04. ボトム・ビッチ
05. セイ・ソー
06. ライク・ザット (feat. グッチ・メイン)
07. トーク・ダーティ
08. アディクション
09. ストリーツ
10. シャイン
11. ベター・ザン・ミー
12. ジューシー feat. タイガ
13. セイ・ソー (ジャックス・ジョーンズ・ミッドナイト・スナック・リミックス)*
14. ムー!*
15. キャンディ*
16. ゴー・トゥ・タウン*
17. ティア・タメーラ feat. リコ・ナスティ*
*…ジャパン・バージョン限定ボーナストラック