元オアシスのノエル、リアムのギャラガー兄弟が、共同で映画の制作会社を登記したそうだ。
オアシス時代から兄弟の仲は度々、暗転と好転を繰り返してきたが2009年に破綻し、オアシスは解散へと至った。それ以降も、お互いに声を掛け合ったり、罵り合ったりと、その関係性はオンリー・ワンなものだ。ファン心理としては、ノエルのソロもリアムのソロも嬉しいだろうが、やはり「オアシス」として再び2人がステージに立つことを望んでいる人が多いのではないだろうか。
さて、今回の映画会社の設立というのは、一体、どういうことなのだろうか?イギリス音楽誌NMEの日本版では、「ボヘミアン・ラプソディ」や「ロケットマン」といった、アーティストの伝記映画のヒットを受けて、2人も伝記映画を作るのでは?という噂を報じている。
https://nme-jp.com/news/99918/
実際、Netflixの登場で、「映画館」や2時間という時間的な縛りを取っ払った、新しい「映画」の認識が構築されつつある中で、映画業界ではない、しかしエンタメの、トップスターが何かを作る、というのはなかなかワクワクするニュースである。
ましてや、ノエルとリアムが、共同で何かをする、というだけで、ファンとしてはなぜか嬉しくなってしまう。仲良くしている2人は、もしかしたら不自然に見えてしまうかもしれないが、2人がいてこそのオアシス。この映画制作会社の先に、オアシスの復活、という道筋が見えてくることを期待したい。
(NO.16編集部)