(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
ロスアンゼルス発、ダーク・メロディック・メタルの急先鋒”ウィザーフォール(Witherfall)”。美しいメロディーとスラッシーなギターリフで、静と動のコントラストを際立たせる彼らが2年ぶり3枚目となるアルバム『カース・オブ・オータム』をリリースした。今作もテクニカルでメロディックな悲哀に満ちた音楽は健在、中心メンバーのジョセフ・マイケル(vo/key)とジェイク・ドレイヤー(g)がプロデュースを手掛け、強烈な進化を遂げた作品に仕上がった。
コロナ禍のロックダウンの中で作成された今作は、ハイスピード・メタル・ナンバーの「ザ・ラスト・スカー」「ジ・アザー・サイド・オブ・フィア」、キャッチーな「アズ・アイ・ライ・アウェイク」、15分にもおよぶ組曲「…アンド・ゼイ・オール・ブルー・アウェイ」、優しさに満ちたバラード「ザ・リヴァー」など個性溢れる楽曲が並ぶ。またボストンが1976年にリリースしたファースト・アルバム『幻想飛行』の収録曲「ロング・タイム」をアコースティック・ヴァージョンでカヴァー収録、彼らならではのアレンジが楽しめる。日本盤CDのボーナス・トラックには同曲のバンド・ヴァージョンも収録され、バンド・ヴァージョンによるスラッシーなアレンジが聴きどころだ。
ウィザーフォールは2013年にロサンゼルスで結成。しかし2016年デビュー・アルバム完成直前にメンバーが他界するという悲劇に見舞われる。しかし、バンドは前進することを選び、2017年自主制作でファースト・アルバム『ノクターンズ・アンド・レクイエムス』を発表するや話題を呼び、メジャー契約となる。2018年にはアメリカのメタルバンド“キャメロット”のサポートで初の日本公演も行い、日本でも認知度が上昇。2019年2月には、ダークなサウンドの中から「歌」が重く突き刺さってくるセカンド・アルバム『プレリュード・トゥ・ソロウ』をリリース。パワフルでテクニカルな攻撃パートと、耽美的な静寂パートを巧みに構築できる、近年大注目のメタルバンドだ。
【アルバム『カース・オブ・オータム』収録曲ミュージック・ビデオ】
「アズ・アイ・ライ・アウェイク」
「ザ・リヴァ―」
「ザ・ラスト・スカー」
「アナザー・フェイス」
◆ 作品情報
ウィザーフォール
『カース・オブ・オータム』
●品番:SICP-6378
● 価格:\2,400+税
<トラックリスト>
01. デリヴァー・アス・イントゥ・ジ・アームズ・オブ・エターナル・サイレンス | Deliver Us Into The Arms Of Eternal Silence
02. ザ・ラスト・スカー | The Last Scar
03. アズ・アイ・ライ・アウェイク | As I Lie Awake
04. アナザー・フェイス | Another Face
05. テンペスト | Tempest
06. カース・オブ・オータム | Curse Of Autumn
07. ジ・アンイールディング・グリップ・オブ・イーチ・パッシング・デイ | The Unyielding Grip Of Each Passing Day
08. ジ・アザー・サイド・オブ・フィア | The Other Side Of Fear
09. ザ・リヴァー | The River
10. …アンド・ゼイ・オール・ブルー・アウェイ | … And They All Blew Away
11. ロング・タイム(アコースティック・ヴァージョン) | Long Time (Acoustic Version)
12.ロング・タイム(バンド・ヴァージョン) | Long Time (Band Version)
13.ザ・リヴァー(アコースティック・ヴァージョン) | The River (Acoustic Version)
※M11,12はボストンのカヴァー
※M12,13は日本盤CDのみ収録のボーナス・トラック