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Dilemma

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[コラム] 音楽業界もより積極的なSDGsへと

NO.16編集部コラム


カーボン・ネガティヴ、という言葉を聞いたことがあるだろうか?ニュートラル、ではなく、ネガティヴだ。このカーボン・ネガティヴとは、二酸化炭素の排出量を吸収量が上回る状況のことを指すそうだ。

イギリスのインディー系レーベル、べガーズ・グループとニンジャ・チューンが、将来的にこのカーボン・ネガティヴを目指すことを発表した。4月22日の世界アースデイに先駆けて、持続可能な音楽産業を目指すための努力目標の一環のようで、レディオヘッドなどがサポートするMUSIC DECLARES EMERGENCY’Sと共同で推進していくということ。(このMDE’sは、イギリスの音楽業界に関わる人たちが環境問題に取り組むための組織)

国連の持続可能な開発目標「SDG’s」が、かなり浸透している現在、音楽業界も手を拱いている状況ではなくなった、ということだろう。もちろん音楽業界が何もしてこなかったわけではないことは、皆さんもご存知だろう。

Radioheadのトム・ヨークは環境問題に積極的に関わっていることでも知られているし、Coldplayも大量の二酸化炭素を排出するワールドツアーを中止している状況。

日本に目を向けても、フジロックフェスティバルでは「藤録の森プロジェクト」という環境保全プロジェクトを立ち上げたり、THEATRE BROOKの佐藤タイジ氏が立ち上げた、太陽光発電によるロックフェス「THE SOLAR BUDOKAN」も、毎年開催されている。

今回、べガーズやNINJA TUNEが声をあげたことで、メジャーレコード会社も含めて、より音楽業界の環境問題へのコミットが加速していくかもしれない。もちろん大手レコード会社も、すでに様々な活動を展開していることだろう。今回は、独立系レーベルが声をあげたことが大きい。現代で活動を行うアーティストにとっては、環境問題を含め、人権問題などSDGsに含まれる多くの問題を看過することはできない。様々な業界が手を取り合うことで、数多くの問題に立ち向かう機運ができつつあるということでもある。

新型コロナウイルスが終息した暁には、アーティストや音楽業界はもちろん、我々オーディエンスも新しいフェーズで「音楽」に向き合う必要があるのかもしれない。

(NO.16編集部)

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