(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
現代最高峰のテノール歌手、アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)。昨年リリースされ大きな反響を呼んだニュー・アルバム『Believe~愛だけを信じて』から、「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」のミュージック・ビデオが新たに公開された。
リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世による1945年のミュージカル『回転木馬』のために書かれたこの曲は、発表から75年経った現在でも多くの歌手が採り上げている名曲。ボチェッリによる唯一無二の歌声が、楽曲の持つメロディやメッセージをより一層際立たせている。ミュージック・ビデオはマルタの地中海会議センターで新たに撮影され、苦悩する若者が希望を見出していく様を描いた感動的な仕上がりで、楽曲と完璧な調和を見せている。
また、最新作『Believe~愛だけを信じて』にアコースティック・ヴァージョン5曲を新たに追加したデラックス・エディションも配信リリースされた。アルバムの少し違った一面も垣間見ることのできる必聴の内容となっている。
アンドレア・ボチェッリといえば昨年4月に行った配信コンサート「Music for Hope」が同時視聴300万人、累計視聴4,200万回超という伝説的なイベントなったことが記憶に新しいが、4月12日でそのコンサートからちょうど1年となる。引き続き世界的に予断を許さない状況にある昨今においても歌で希望を与え続けてくれるボチェッリ。配信から1年となった今、改めて彼の歌声をじっくりと味わいたい。
グラミー賞27回受賞のレジェンド、アリソン・クラウスや世界的なメゾ・ソプラノ歌手であるチェチーリア・バルトリとの共演に加えて、ボチェッリと長年共演してきたエンニオ・モリコーネが死の1か月前に作曲したという未発表曲「インノ・スッスラート」、レナード・コーエンの名曲「ハレルヤ」やリチャード・ロジャースによる永遠のスタンダード「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」など、バラエティに富んだ楽曲を収録した意欲作だ。スティーヴン・マーキュリオやハイドン・ベンダルとの共同プロデュースとなった最新アルバム『Believe~愛だけを信じて』は信仰、希望、思いやりなど精神的なテーマを探求する内容で、魂を癒す音楽の力に焦点を合わせているとのこと。
アルバムについて、ボチェッリは「『Believe~愛だけを信じて』に収録されている曲目は、ここ数年にわたる私のこころの歩みの記録であり、その歩みや、たゆまぬ成長につながるものでした。この新しいアルバムには、新しい道を切り拓く必要があるというメッセージがつまっています。控えめで、不完全で、主観的かもしれませんが、魂に訴えかける曲目を集めました。これらの曲を聞くことは、自分の内面と向かい合うきっかけとなり、自分の内面が語りだすことに耳を傾けることにもつながるでしょう」とコメントしている。
◆ 作品情報
アンドレア・ボチェッリ
『Believe~愛だけを信じて』
● 品番:UCCS-1292
● 価格:¥3,300(税込)
<トラックリスト>
01. ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
02. ブラザー・サン、シスター・ムーン
03. ハレルヤ
04. ピアニッシモ (w/ チェチーリア・バルトリ)
05. アメイジング・グレイス (w/ アリソン・クラウス)
06. 祈り (トスティ)
07. グラティア・プレナ (映画『FATIMA』より)
08. ラシーヌ讃歌 (フォーレ)
09. インノ・スッスラート ※エンニオ・モリコーネの未発表曲
10. アルビノーニのアダージョ
11. アイ・ビリーヴ (w/ チェチーリア・バルトリ)
12. アヴェ・マリア
13. 神の天使 (プッチーニ)
14. 神の仔羊
15. 夜も昼も ※ボーナス・トラック
16. ミラ・イル・トゥオ・ポポロ ※ボーナス・トラック
17. アメイジング・グレイス(ソロ・ヴァージョン) ※「Music for Hope」より ※ボーナス・トラック