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エスペランサ、新曲「Formwela 4」をリリース

ESPERANZA SPALDING


(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

2019年にリリースした『12リトル・スペルズ』が第62回グラミー賞で最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞したエスペランサ(Esperanza Spalding)が、5月にオレゴン州ポートランドのソングライツ・アポセカリー・ラボ(Songwrights Apothecary Lab)で制作・録音されたシングル「Formwela 4」をリリースした。 愛する人との間で最も言いにくいことを話す能力を高めたいというニーズに応えて、コラボレーターのコーリー・キングとともに制作したアルペジオのアコースティック・ギターとデュエット・ヴォーカルをフィーチャーした、高揚感と緊張感のあるシングルとなっている。

icon-youtube-playBaba Ali – Black Wagon (Official Video)

また、エスペランサは6月18日(金)と6月25日(金)にも、同じくポートランドでコーリー・キングと制作した他の2つの新曲を発表するとのことだ。

エスペランサは、今年4月にソングライツ・アポセカリー・ラボを立ち上げ、「Formwela 1」「Formwela 2」「Formwela 3」という組曲を発表した。この組曲は、パンデミックによってもたらされた悲しみや孤独を癒すために作られたもので、ウェイン・ショーター、 Phoelix、ラファエル・サディークなどのミュージシャンが参加している。

ソングライツ・アポセカリー・ラボでは、ソングライターが治療に関する実践や知識を、どのように自分のプロセスや制作に有意義に取り入れることができるかを探求しており、 NYタイムズの特集記事をはじめ、Vogue、Pitchfork、KCRWなどでも紹介され今注目を集めている。

エスペランサは、「Formwela 4」について、「あなたの存在の川底にある、まだ明らかにされていない部分が湧き上がったときに、愛情を持って読み取れるようにするために作った」とコメントしている。

ソングライツ・アポセカリー・ラボで制作された楽曲は、プラスチック製のCDやポリ塩化ビニール製のレコードではなく、それぞれのフォームウェラが意図する治療効果や使用方法を具現化するために共同でデザインされた機能的なオブジェとともに販売される。これらのオブジェクトの売り上げは、ソングライツ・アポセカリー・ラボの継続的な実験と共有のための資金となるとのこと。「Formwela 4」では、青い耳の形をしたアイロンパッチが予約販売されている。この耳を手に持って、必要なことを言う練習をするためのものだということだ。セーターの袖口や、リビングのカーテンの継ぎ目、枕カバーなど、アイロンを使ってすぐに手が届く場所に貼り付けて、必要なことを言う練習をしたり、優しく打ち寄せる海の波打ち際で、青く輝く完璧な包容力を想像しながら、この耳に向かって言葉を発する練習をしたりするのも良いかもしれない。

6月12日には、River To Riverフェスティバルの一環として、エスペランサはニューヨークのソングライツ・アポセカリー・ラボにて対面式インスタレーションをオープン。彼女は同僚の研究者や親しい音楽家たちと一緒に、ニューヨークのラボで10日間の作業を行い、その中には一般の方々との「シェアバック」セッションも予定されているとのことでそれを心待ちにしているという。このセッションでは、ラボを体験し、イベント期間中に作られている内容を聴くことができる。

◆ 「シェアバック」のスケジュールは下記から。

https://lmcc.net/river-to-river-festival/esperanza-spalding/

また、本楽曲を聴くにあたり、下記のガイドも発表されている。

◆ 「Formwela 4」のリスニング・ガイド

心の中の言葉にならないニーズを親密に話し、同調を期待して受け取るように自分を調整するためのものです。愛することや自分を捧げることは、個人の取り組みではないことを自分に言い聞かせるために使用します。最も親密な状況でさえ、祖先と地球のサポート部隊が同席しており、あなたの本当の姿と本当に必要なものの真実を通して、彼らの美しさを称えるためにあるのです。

◆ シングル情報

Esperanza Spalding
「Formwela 4」

https://jazz.lnk.to/Esperanza_FormwelaPR