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オアシス、1996年ネブワース公演のドキュメンタリー映画が英国で年内公開決定

OASIS


(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

それはひとつの時代を定義づけたコンサートだった。25万人のファンの記憶に生涯残ることとなる、1996年8月の2日間。後にも先にもまれなスケールで、オアシス(OASIS)はイギリス国内史上有数のロックンロール・イベントのステージを行った。

オアシス、1996年ネブワース公演のドキュメンタリー映画が英国で年内公開決定
(Photo: Stefan De Batselier)

オアシスは、英ネブワース公演の25周年を記念する長編ドキュメンタリー映画の公開により、このイベントがスクリーン上で永遠のものになると発表した。監督はジェイク・スコット。スコットはこれまでにオアシス、R.E.M.、U2、ザ・ヴァーヴ、ザ・ローリング・ストーンズ他多数のビデオを手がけており、スケール、野心、文化的重要性、そして1996年の直感的なロックンロールの過剰さや奔放さをスクリーン上に映し出すのに適任の人物である。この映画はRSAフィルムズが制作を手掛け、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。制作と配給を手掛けるのはSony Music Entertainment。劇場公開はイベント映画のスペシャリスト、トラファルガー・リリーシングが担当する。

1996年、イギリスは文化的爆発の真っただ中にあった。ニュー・レイバー(新しい労働党)の台頭、ユーロ1996(UEFA欧州選手権1996)、(ネルソン・)マンデラのイギリス訪問、ブリットポップの全盛を背景に、この映画はひとつの時代と文化的革命を定義づけた「まさにその」瞬間の極めて重要な記録となる。オアシスはわずか2年あまりの間にトップに上り詰め、ネブワース公演はその白眉と言えるものだった。四半世紀近くを経た今も、あの週末はロックンロールの歴史における金字塔として生き続けている。

ジェイク・スコットはこの映画についてこうコメントしている。

「音楽とロックンロールな体験によって全編が突き動かされる物語だ。それは、このイベントの膨大なアーカイヴ映像を中心に作り上げられる、可視化されたリアルタイムな意識の流れのような体験だ。カメラに向かって行われたインタビューや、不要なセレブリティの思い出話は一切ない」。

この<ネブワース>長編ドキュメンタリー映画は、『レット・イット・ビー』、『モントレー・ポップ・フェスティヴァル‘67(Monterey Pop)』、さらには’『レディース&ジェントルメン(Ladies and Gentlemen: The Rolling Stones)』といったコンサート・ドキュメンタリー映画と並ぶ価値があるもので、年内に英国で公開されることが決定している。