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PORTER ROBINOSN

PORTER ROBINSON


Porter Robinson

2020年、コロナ禍の中、SECRET SKY FESTIVALというオンラインフェスを開催したポーター・ロビンソン。日本でも徐々に知名度を上げている彼についてもう少し詳しく迫ってみたい。海外のWikipediaを参考に、掘り下げてみよう。

(Porter Robinsonのインスタグラムより)

ポーター・ウェストン・ロビンソンは、1992年7月15日生まれ、アメリカ合衆国ノースカロライナ州チャペルヒルのDJ、レコードプロデューサー、ミュージシャン。デビュー・アルバム「Worlds」は、2014年8月12日にリリース。また、2017年10月25日にEP「Virtual Self」をリリースし、Virtual Selfとしても活動。

彼は、ビルボード誌の「21歳以下の21人:音楽の次世代」の7位に選ばれ、25歳以下のDJ25人によるDJ Mixではトップ。さらに、「DJ Times’」の2013年のアメリカのDJランキングで5位に入った。「DJ Mag」のTOP100DJに7年連続で選ばれる実力(2017年は96位)。ポーターの楽曲3曲は、彼が21歳になる前にBeatportのトップを獲得するなど、コンポーザーとしても評価が高い。

1.キャリア

1.1 初期 – “Say My Name ”

ポーター・ロビンソンは完全に独学で12歳から製作をスタートさせた。インターネット上に初期の楽曲を投稿しながら、彼は当時“Daemon”や “Wayne Mont”と名乗っていたMadeonとも出会う。 2005年から2010年にかけては “Ekowraith”という名義で、YAWA Recordingsを介して “hands up”という曲をリリース。その後、 “complextro”と呼ばれるエレクトロ・ミュージックのサブジャンルのパイオニアとしても知られるようになる。

2010年には自身の名前で楽曲をリリースし始め、Glamara RecordsとBig Fish Recordingsで様々なシングルをリリースした。彼の最も注目すべきリリースの1つは、「Say My Name」で、これはBeat Portで第1位になり、彼をダンスミュージック界のメインストリームに送り出した。当時18歳のロビンソンは、ダブステップ・プロデューサーSkrillexの目を引くことで世界的にも注目を集めるようになった。

ロビンソンの初期の影響には、ビデオゲーム・ミュージック、特に「ダンス・ダンス・レボリューション」があげられる。彼はアニメと日本の文化の大ファンであり、これらの要素を彼の音楽に取り入れている。彼はもともと、日本のゲームで聞いたことのある音楽をエミュレートしようとしていた、とも述べている。

1.2 2011年 – 2013年:「Spitfire」と「Language」

2011年、彼は11曲入りの「Spitfire」をリリースするために、Skrillexが運営する新しいレーベ「OWSLA」と契約した。「Spitfire」はiTunesのダンスチャートとBeatportのすべてのチャートでトップを飾、Beatportではリリース時にサーバーがクラッシュしたほどのアクセスを得た。

2012年4月10日にはシングル「Language」を北米ではBig Beat Recordsから、その他の地域でMinistry Of Soundからリリースした。この曲は、彼が知られていた “Complextro”の音から変化を見せていて、よりメロディックなサウンドとピアノのリードが目立つようになっていた。この曲は、BeatportとiTunes のダンスチャートで1位を獲得。このシングルは、最初は1月27日にBBC Radio 1 Essential Mixで初公開された。また、ジョナサン・デスビエンズが監督を務めたミュージックビデオは、Ministry of SoundのYouTubeチャンネルを介して2012年8月1日に公開された。ロビンソンは2012年の残りの期間を通して、Mat ZoとThe M Machineのサポートを得て「Language Tour」に出た。

Zeddのアメリカでのトップ10ヒット “Clarity”を共同作曲している。

2012年12月17日、Mat Zoとのコラボレーション・シングル「Easy」は、Ministry of SoundとBeatportでプレリリースされ、2週間かけてBeatport Top 100チャートの第1位にまで上り詰めた。その後、2013年の春に正式リリースされ、アニメーションのミュージックビデオも公開された。この時期に、すでにAviciiやLady Gagaといったアーティストによる公式リミックスの依頼も受けている。

1.3 2014年 – 2016年:「Worlds」と「Shelter」

“Language Tour“からロビンソンはフェスティバルやクラブでオーディエンスを熱狂させてきたが、実際は当時のダンス・ミュージックシーンに飽きてきた、と述べている。そして新しいアルバムやライブショーの制作に取り掛かった。

ポーターのデビュースタジオアルバム「Worlds」は、2014年8月12日にAstralwerksとVirgin EMIによってリリースされた。このアルバムは、ノスタルジーを呼び起こすメロディにフォーカスしつつも、以前リリースしたようなパーカッシブなベースのトラックも並列させた。Robinsonは、Urban Cone、Lemaitre、BreanneDüren、Amy Millanなど複数のボーカリストやミュージシャンとコラボレーション。さらに、シングル “Sad Machine”では公式ボーカルデビューを果たした。ボーカロイドのソフトウェア「アバンナ」は、このシングルのボーカリストとしても使われた。その後、彼が歌い、シンセサイザーを演奏したり、サンプルをトリガーしたりする新しいライブショーである「ワールド・ツアー」に着手。このツアーでは、ウルトラ・ミュージックフェスティバル、EDC、コーチェラなど、人気のあるフェスティバルが注目された。

2016年1月31日、Twitterアカウントで、1年半の間 “新しい”素材を生産していると発表。 8月11日、彼はミュージシャンで友人のHugo Leclercq(Madeon)とのコラボレーション「Shelter」をリリースした。 これは日本のA-1ピクチャーズでアニメーション化され、Robinson、A-1 Pictures、Crunchyrollが共同制作したアニメーションミュージックビデオは、10月18日にリリースされた。 RobinsonとLeclercqはその後、Danger、Robotaki、San Holoからのサポートを受けて、2人がステージ上のライブショーを共演した「Shelter Live Tour」と呼ばれる1年近くにわたる共同のワールドツアーに出た。

1.3 2017年 – Virtual Self

2017年10月25日、「Virtual Self」という名義で「EON BREAK」というタイトルのシングルをリリース。RobinsonのYouTubeチャンネルでは、「Angel」、「Virtual」、「void」、「utopia」という言葉に焦点を当てた抽象的な3次元アートと秘密のメッセージを含むミュージックビデオもリリースされた。

バーチャル・セルフ(Virtual Self)は、2017年11月8日に「ゴースト・ボイス」と題する2枚目のシングルをリリース。「Ghost Voices」のミュージックビデオは、RobinsonのYouTubeチャンネルを介して2018年2月28日にリリースされた。

Virtual Selfは2017年11月29日にEPをリリースし、ニューヨークのブルックリンで、2017年12月8日にデビューライブパフォーマンスも披露した。

1.4 2020年

2020年1月、SNSで約6年ぶりとなるニューアルバム「Nurture」をリリースすることを発表。そして新曲「Get Your Wish」をリリース。さらに3月には「Something Comforting」もリリースした。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、オンライン上のフェス「SECRET SKY FES」を開催。盟友のMadeonをはじめ、San Holoや、日本からも長谷川白紙、V TuberのKizuna AIも参加するなど、ポーターの好みを反映したラインナップとなった。なお、このフェスでさらなる新曲も披露している。

2.私生活

彼は4人兄弟の次男。彼の兄、ニックは、ビデオゲームのウェブサイトPolygonの元ビデオプロデューサー。2人の弟はロバートとマークという名前。
Robinsonは、うつ病に苦しんでいた時期もあり、2015年は新しい音楽をリリースしたり制作したりできなかったと述べている。
MadeonとDillon Francisと非常に親しい友人であると述べている。

3.プロフィール詳細

本名:Porter Weston Robinson
別名義:Virtual Self、Ekowraith、Antigon Moore
生年月日:1992年7月15日
出身地 :アメリカ合衆国 ノースカロライナ州、チャペルヒル
レーベル:Astralwerks、Virgin EMI、Ministry Of Sound、OWSLA、Big Beat、Glamala、Big FishYAWA

関連アーティスト:Madeon、Skrilles、Zedd、Knife Party、Lazy Rich、Bright Lights、Mat Zo、The M Machine、Amy Millan、Breanne Duran、Sean Caskey、Lemaitre、Urban Cone,etc

ウェブサイト:https://porterrobinson.com/

Twitter:https://twitter.com/porterrobinson?lang=ja

Instagram:https://www.instagram.com/porterrobinson/?hl=ja

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCKKKYE55BVswHgKihx5YXew

4.ディスコグラフィー

アルバム

「Worlds」(Astralwerks/Virgin EMI) 2014年8月12日

リミックス・アルバム

「Spitfire – Bonus Remixes」(OWSLA) 2012年7月3日
「Worlds Remix」(Astralwerks/Virgin EMI) 2015年10月2日

EP

「Spitfire」(OWSLA) 2011年9月13日
「Virtual Self」※Virtual Self名義(Virtual Self) 2017年11月29日

CC

このページは、「ウィキペディア – Wikipedia 」より作成しました。なお、原文を一部改変しています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Porter_Robinson

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