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新しめのデジタルロック特集

新しめのデジタルロック特集


新しめのデジタルロック特集

70年代〜80年代にかけて「シンセサイザー」の登場によって、音楽は劇的に変化を遂げた。今ではパソコンやタブレット端末が「楽器」の一つとして活躍する時代だ。それはロックにおいても変わらない。ということで今回は、新しめのデジタルロックを特集。

icon-angle-double-right ナイン・インチ・ネイルズ

icon-youtube-play Nine Inch Nails icon-music God Break Down The Door

新しめ、と銘打ったが、最初は90年代から引き続き活躍し続けている、NINE INCH NAILSだ。トレント・レズナー率いるナイン・インチ・ネイルズのサウンドは、しばしば「インダストリアル・ロック」と呼ばれる。これは、サンプリングやドラムの打ち込みを中心に、ヘヴィロックの音を重ねたもの、としばしば言われている。NIN以外にもミニストリーやフィア・ファクトリー、ラムシュタインといったアーティストが区分されることがある。

「God Break Down the Door」は、6月にリリースされたアルバム「Bad Witch」からの1曲。ナイン・インチ・ネイルズは、8月のソニックマニアに出演が決まっている。パフォーマンスも楽しみだ。

icon-angle-double-right ペンデュラム

icon-youtube-play Pendulum icon-music Propane Nightmares

ペンデュラムはオーストラリアで結成されたバンド。ドラムンベースを取り入れたバンドだ。もともとはメタルバンドを結成して活動していたが、解散。そこからエレクトロ・ミュージックへと傾倒し、ドラムンベースのDJユニットとしてイギリスで活動するようになる。そこから徐々にプレイヤーが参加し、バンドという形になっていった。2011年に活動休止をしたものの2016年に活動を再開。今年はリミックスアルバムをリリースしている。
「Propane Nightmares」は2008年にリリースされたアルバム「In Silico」からの1曲。

icon-angle-double-right エンター・シカリ

icon-youtube-play Enter Shikari icon-music Live Outside

こちらはイギリスのバンド、エンター・シカリ。「Shikari」とは、ヒンディー語で「ハンター」「探求者」といった意味があるそうだ。
サウンドとしては、レイヴサウンドとロックを混ぜたような感じだが、ベースにあるのはバンドサウンドだ。日本にもよく訪れており、4月には日本のバンド、Crossfaith(こちらもデジタル・ロック)のイベントに出演している。またCrossfaithの曲にフィーチャリングとして参加するなど、親交を深めているようだ。
「Live Outside」は、去年リリースされたアルバム「The Spark」からの1曲。
このアルバムは、これまでヘヴィなサウンドがベースにあったEnter Shikariから大きな変化を遂げている。ダブステップやラップといった要素も取り入れ、
以前よりポップなサウンドになっている。この「Live Outside」のPVには、所々で「愛」「酸素」「外側」といった漢字も出てくる。

icon-angle-double-right ザ・ケミスツ

icon-youtube-play The Qemists icon-music Run You

Pendulumと肩を並べて評されているのがこのザ・ケミスツ。サウンドはEDM meets ラウド・ロック。デビュー当時はプロディジー直系、とも言われていた。2014年にはフジロックにも出演し、翌年にはKornのツアー・サポートを務めるなど、ラウド・ロック、ヘヴィロック界でその実力を確実に伸ばしているバンドだ。また、Enter Shikariと同じく、日本のバンドCrossfaithとも交流があり、CrossfaithのヴォーカルをQemistsの曲にフィーチャーしたりもしている。
「Run You」は、2016年のアルバム「Warrior Sound」からの1曲。このアルバムの制作に関しては、それまでライブにサポートで参加していたヴォーカルとMCが正式にメンバーになったことで、よりQemistsとしたの個性が前に出たアルバムとも言えるかもしれない。また、ギターの音も前作よりも増している。やはりライブパフォーマンス、という部分を意識しているのかもしれない。

icon-angle-double-right ダンス・パンク

icon-youtube-play Friendly Fires icon-music Friendly Fires

イギリスの3ピースバンド。もともとはハードコア・バンドをやっていた3人だったが、徐々に80年代のダンス・ミュージックに傾倒していき、それらが合わさって、Friendly Firesの音が生まれている。シカゴ・ハウスの名手、フランキー・ナックルズの「Your Love」やデペッシュ・モードの「Strange Love」をカバーしているあたりから、その好みもくみとれる。
ダンス・パンク、とも呼ばれたりする彼らのサウンドだが、最近はステージにブラス・セクションを入れてライブをしたりもするそうなので、ライブではしっかりとした生音も楽しめるようだ。一方で、リミックス音源も数多く出している。長らくリリースがなく、その動向がわからなかったが、新曲をリリースし、今年のサマーソニックに出演することが決まっている。
「Love Like Waves」は、今年リリースされた彼らの久しぶりのシングルだ。

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