<特集 – Riot Ten>
アメリカ、テキサス州出身のクリストファー・ウィルソンのステージネームがライオット・テン。ダブステップやハードトラップをベースとしたサウンドで、スティーヴ・アオキのレーベル「ディム・マック」をはじめいくつかのレーベルからレコードをリリースしている。今年で30歳となるライオット・テン。ヴィジュアルとしてはEDMのプロデューサーというよりは、パンクロッカーかヒップホップアーティストのようにも見えるが、そんなライオット・テンを特集。
2016年
Strapped Riot Ten
2016年リリースの曲。音数は少なく、ラップやヴォーカルも特にないシンプルな楽曲だが、そこはかとなく攻撃的でダークな雰囲気を醸し出しているハードトラップだ。
2017年
Body Bag Riot Ten , Sullivan King
2017年にリリースされた楽曲で、ダブステップDJでギタリストでもあるサリヴァン・キングをフィーチャーしている。ギターの音とツーバス、スクリームが合わさって、ロック寄りな1曲となっている。
ラテン
Hold Up feat.J.Plaza Riot Ten
冒頭の叫び声からして、ピットブルの曲を彷彿とさせる。J.PlazaというMCを迎えて、ダブステップやハードトラップという雰囲気ではなく、どちらかというとラテン風なシンプルなトラックがクセになる1曲。
ボーカルハウス
Wanna Go Riot Ten & Charly Jordan
2020年にリリースされたこの曲は、他の曲に比べると本当にRiot Tenの曲?と思ってしまうほど、ソフトで聞きやすいボーカルハウスになっている。短い曲だが、シンプルなベースラインと落ち着いた雰囲気のボーカルがリフレインされる曲となっている。
本領発揮
Came To Rage feat.Bok Nero Riot Ten
保領発揮のダブステップ/ハード・トラップ・ナンバー。2021年のアルバム「Hype Or Die:Homecoming」に収録されている1曲で、フィラデルフィアのラッパー/シンガー、Bok Neroをフィーチャーしている。ラップやスクラッチなど、ヒップホップよりなサウンド・プロデュースとなっている。