今年10月に発売されたグラミー受賞シンガー、グレゴリー・ポーターのナット・キング・コールへのトリビュート作品『ナット・キング・コール&ミー』。このアルバムに収録されているクリスマスの定番曲、「ザ・クリスマス・ソング」のカヴァーのミュージック・ビデオが公開された。
(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
グレゴリー・ポーター「ザ・クリスマス・ソング」
「ザ・クリスマス・ソング」は、ナット・キング・コール・トリオが1946年にフル・オーケストラと一緒に初めて録音した曲(本楽曲は1945年の暑い夏の日にボブ・ウェルズとメル・トーメが涼しく思えるように書いた)。その後1961年にフル・オーケストラとともにステレオ・ヴァージョンを録音、そのヴァージョンが最も人々に愛されるクリスマス・ソングの一つとなっている。
グレゴリー・ポーターは「ザ・クリスマス・ソング」についてこう語っている。「栗が焚き火でローストされる香りを嗅がないと、クリスマスが来たとは思えないよ。『ザ・クリスマス・ソング』は真のクラシックだね。そして僕にとってこの曲といえばナット・キング・コールのヴァージョンなんだ。幼少の頃からこのヴァージョンを聴いてきたし、たくさんの思い出もあるし、ナットへのトリビュートでこの曲を録音したことは、今年僕が受け取った最高のプレゼントだよ」
そしてナット・キング・コールが残した名曲とその影響についてとグレゴリーはこのようにコメントしている。「彼は唯一無二の存在。彼は本当に素晴らしい音楽を残したよ。聴いて本当に美しいと思えるもので、聴けば誰もがその特別な音色、スタイル、そして究極のかっこよさに影響を受けてしまうんだ」。
グレゴリー・ポーターの最新作『ナット・キング・コール&ミー』は、グラミー賞受賞作品『リキッド・スピリット』(2013年)、『希望へのアレイ』(2016年)に続く作品。『リキッド・スピリット』の世界的成功により、近年のジャズ・シーンで最も影響力のあるシンガーの一人となったグレゴリーが彼の豊かで魅力的な声が世界中の観客からも認められた今、グレゴリーが歌手になる始めてのきっかけを与えてくれた音楽に回帰するには最高のタイミングだった。
◆ 商品情報
グレゴリー・ポーター『ナット・キング・コール&ミー』
Gregory Porter “Nat King Cole & Me”
UCCQ-1075 \2,808(Tax in)
CD
http://store.universal-music.co.jp/product/uccq1075/
LP
http://store.universal-music.co.jp/product/5791499/
iTunes
https://itunes.apple.com/jp/album/id1273544016?app=itunes&at=10I3LI
【収録曲】
1. モナ・リザ / Mona Lisa
2. スマイル / Smile
3. ネイチャー・ボーイ / Nature Boy
4. ラヴ / L-O-V-E
5. キサス・キサス・キサス / Quizas, Quizas, Quizas
6. ミス・オーティス・リグレッツ / Miss Otis Regrets
7. ピック・ユアセルフ・アップ / Pick Yourself Up
8. ホエン・ラヴ・ワズ・キング / When Love Was King (re-arrangement of an original Gregory Porter composition from the “Liquid Spirit” album).
9. ロンリー・ワン / The Lonely One
10. バレリーナ / Ballerina
11. アイ・ワンダー・フー・マイ・ダディ・イズ / I Wonder Who My Daddy Is
12. バット・ビューティフル / But Beautiful
13. スウィート・ロレイン / Sweet Lorraine
14. フォー・オール・ウィ・ノウ / For All We Know
15. ザ・クリスマス・ソング / The Christmas Song
16. モーニング・タイム(日本盤ボーナス・トラック)/ Morning Time