先日リリースされたファースト・フルアルバム『ジャスト・ザ・ビギニング』が全世界29カ国のiTunesチャートでTOP5入りを果たすなど好調なセールスを記録している、14歳の天才シンガー・ソングライター=グレース・ヴァンダーウォール(Grace VanderWaal)。アルバム収録曲で、そのリアルな視点が評判を呼んでいる楽曲「シティ・ソング」のミュージック・ビデオ(以下、MV)が完成した。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
MVはニューヨークの中でも四季を通じて美しい街並みと言われ、サイモン&ガーファンクルの名曲「ブリーカーストリート」でも有名な、マンハッタンの“ブリーカーストリート”エリアと、イースト、ウェストヴィレッジで撮影。駅や街中でグレースが歌い、跳ね、踊る、躍動感溢れる映像に仕上がっている。
“シティ・ソング“についてグレースは、「この曲を書いた時、丁度ニューヨークのスタジオにいて、タイムズ・スクエアがすぐそこに見渡せる窓がありました。すごくうるさいところでもあったのだけど、曲を書きながら、そうだ、外の街の色んな音についての曲にしよう、って思って書いてみました。MVにもその思いを反映しました。」と語っている。また撮影中、学校のテスト期間中だったグレース。相当テスト勉強に煮詰まっていた模様で、MVにもその描写がいくつか導入され、14歳の等身大の姿を垣間見る事が出来る。
「シティ・ソング」ミュージック・ビデオ
激動の1年となった昨年をグレースは「大変だったけど、人生において最高の年だった」と振り返る。当初は学校卒業に必要な1年分のテストを、たった3日間で終わらさなければならなかったり、周辺が大人ばかりだけになりあまり社交的ではなくなってしまったりするなど、急激な周辺の変化に非常に戸惑ったという。ただその状況も楽しめるようになってきたのは、自身のソングライティング活動。自身による楽曲は世代を超えて、世界各国で大きな支持を集めている。グレースは「曲を書くことは、私の気持ちをリフレッシュさせてくれます。私の音楽を、誰かに1秒でもちゃんと向き合ってもらえるようなものにしたいと思っています。」と語っている。2018年どのような楽曲が届くか、さらなる注目となりそうだ。