1939年にアルフレッド・ライオンによって設立されたブルーノート・レーベル。キャノンボール・アダレイ&マイルス・デイヴィス『サムシン・エルス』、ジョン・コルトレーン『ブルー・トレイン』、アート・ブレイキー『モーニン』、ハービー・ハンコック『処女航海』など、1950~60年代のジャズ黄金時代に数多くの名盤を録音。現在もノラ・ジョーンズ、ロバート・グラスパー、ホセ・ジェイムズをはじめとする、シーンをリードするアーティストを多数抱える、名実ともに史上最強のジャズ・レーベルである。そのブルーノートが、来年2019年の創立80周年に先駆けて、最新版ガイドブック『ブルーノート80ガイドブック』を発売した。
(情報提供:UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
音楽ライターの原田和典が監修を務め、ジャズ史にその名を刻む名盤やジャズメンの紹介から、現在の所属アーティストのインタビュー、ラズウェル細木描き下ろしによるマンガ等、レーベルの80年の歴史や魅力がわかりやすく把握できる内容となっている。編纂にあたっては米国ブルーノート・レーベル本社が全面協力。現社長のドン・ウォズの貴重な独占インタビューが掲載されているほか、フランシス・ウルフ撮影の貴重なレコーディング・セッション写真もふんだんにあしらわれている。
尚、書籍には会員限定コンテンツが楽しめる特設サイト「BLUE NOTE CLUB」へアクセスできるシリアルコードが封入されている。「BLUE NOTE CLUB」では、ユニバーサルジャズ関連のライヴ映像の視聴やイベント・チケット特別予約などの特典が順次アップされていく。
そして、2019年1月21日(月)、22日(火)にはブルーノート東京にて、80周年記念イベントのキックオフとなる「BLUE NOTE plays BLUE NOTE」が開催されることが発表された。「ブルーノートの歴代のヒット曲をブルーノート東京にて披露する」というコンセプトで過去にも数回開催されたが、今回は黒田卓也や桑原あいをはじめとする日本人の若手トップ・ジャズ・ミュージシャンがずらりと顔を揃えたスペシャル・バンドが出演する。また、USブルーノートからデビュー作『フライト』を発表したばかりのポスト・ロバート・グラスパー最右翼であるキーボード奏者ジェイムズ・フランシーズが21日に、かつてはフェラ・クティの右腕であり近年は仏ブルーノートからリーダー作をリリースしているアフロ・ビート・ドラムの巨匠トニー・アレンが22日に、それぞれゲスト参加する。
◆ リリース情報
『ブルーノート80ガイドブック』
● 2018年11月7日(水)発売
● UCCZ-20045
● B5版/オールカラー/全100ページ)
【収録内容】
ドン・ウォズによる前書き
レーベル史上に燦然と輝く名盤10選
マンガで読むブルーノートの歴史
レーベルを代表する伝説的ミュージシャン12選
特別寄稿「ブルーノートを担当し始めたころ」
BNLA鼎談
ブルーノート社長ドン・ウォズ 特別インタビュー
ブルーノートの現在そして未来
監修:原田和典
執筆陣:原田和典、後藤雅洋、村井康司、行方均、内本順一、原雅明、柳樂光隆
デザイン:高橋力 (mb)
◆ イベント情報
ブルーノートレコード80周年記念
BLUE NOTE plays BLUE NOTE
featuring 黒田卓也、西口明宏、井上銘、桑原あい、 宮川純、角田隆太[ものんくる]、石若駿
● special guest ジェイムズ・フランシーズ(1.21 mon.)、トニー・アレン(1.22 tue.)
● 2019年1月21日(月)、22日(火) ブルーノート東京
● [1st] Open5:30pm Start6:30pm [2nd]Open8:20pm Start9:00pm
● http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/blue-note/
● お問い合わせ ブルーノート東京 (03-5485-0088 月-金11:00-21:00、土日祝11:00-20:00)
http://www.bluenote.co.jp/jp/