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ギリシャ出身の指揮者 T.クルレンツィス、「レコード・アカデミー賞、2年連続のクラシック音楽賞受賞

Teodor Currentzis


2017年度の音楽之友社主催「レコード・アカデミー賞(第55回)」堂々2部門(大賞:チャイコフスキー/悲愴、銀賞:モーツァルト/ドン・ジョヴァンニ)受賞という快挙をなしとげたギリシャの俊英テオドール・クルレンツィス(Teodor Currentzis)の最新作『マーラー:交響曲第6番<悲劇的>』が、2018年度の「レコード・アカデミー賞(第56回)」で2年連続となる大賞を受賞した。

(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

ギリシャ出身の指揮者 T.クルレンツィス、「レコード・アカデミー賞、2年連続のクラシック音楽賞受賞
(Photo: Nadia Rosenberg)

前作(チャイコフスキー:悲愴)に続き、今回も「交響曲第6番」。爛熟したロマンの香りを放つマーラーの「悲劇的」というタイトルを持つ第6交響曲。クルレンツィスはマーラーの交響曲をいくつかコンサートで取り上げているが、ディスクとしてはこれが初のマーラー交響曲録音となるもの。ソニー・クラシカルに移籍してからはモーツァルトのオペラやバロック音楽のディスクをリリースし、「クルレンツィス=古楽」のイメージを持つリスナーも多い中、一方で「チャイコフスキー:悲愴」や「ストラヴィンスキー:春の祭典」といったディスクでロマン派以降の大オーケストラの機能性を駆使した多彩なオーケストラの魅力を掘り起こしてきたクルレンツィスとムジカエテルナが、ハンマーをも楽器にしてしまったマーラーの巨大な管弦楽作品と真摯に向き合い、極めてスペクタクルな音楽を聴かせてくれる。

2019年2月。いよいよこのコンビが日本のステージに立つ。2月、オール・チャイコフスキー・プロを引っ提げて東京・大阪にやってくるクルレンツィス/ムジカエテルナ。最高のタイミングでの来日公演、2019年クラシック界の最大の話題となるであろう。

『マーラー:交響曲第6番<悲劇的>』 アルバム・プレビュー

◆ テオドール・クルレンツィス/ムジカエテルナ初来日公演2019

●2019/2/10(日)15:00開演 Bunkamuraオーチャードホール SOLD OUT
・演目:チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 <パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)>、
交響曲第6番 ロ短調「悲愴」

●2019/2/11(月・祝)15:00開演 すみだトリフォニーホール SOLD OUT
・演目:チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 <パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)>、
交響曲第4番 ヘ短調

●2019/2/13(水)19:00開演 サントリーホール
演目:チャイコフスキー:組曲第3番 ト長調、幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」、幻想序曲「ロメオとジュリエット」

●2019/2/14(木) フェスティバルホール
演目:チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 <パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)>、交響曲第6番 ロ短調「悲愴」

来日公演特設サイト:http://www.musicaeterna2019.jp/

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