イギリスでは10月24日、アメリカでは11月2日、日本では11月に公開され、世界中で興行収入1位を記録し、全世界興行収入が5.96億ドルを超えているクイーンを描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」。この映画の大ヒットを受けて、映画のタイトルにもなった1975年のアルバム『オペラ座の夜』にも収録されたクイーンの楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」の人気が再燃。この楽曲の全世界の再生回数が16億回を超え、20世紀の楽曲で最も再生された楽曲となった。(Apple Music、Spotify、YouTubeなどの全世界のストリーミングサービスの総計)
(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
今までで最も再生されていた20世紀の楽曲はニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」、そしてガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O’ Mine」と「November Rain」、A-haの「Take On Me」がそれに続いていた。
また楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」は映画公開後に全米シングルチャートに3度目のチャート・インを果たした(33位 / 11月17日付)。2度目のチャート・インは1992年公開の映画「ウェインズ・ワールド」の中で印象的に使用されてチャート・イン。最初のチャート・インはオリジナル発売時期の1976年。70年代、90年代、2010年代と違った3つの年代で、全米シングルチャートに入ることは非常に稀で他に数例しかないとのこと。
この快挙について、クイーンのメンバーのブライアン・メイと、ユニバーサル ミュージック グループCEOのルシアン・グレンジよりコメントも到着している。
「ロック・ミュージックの川はストリーミングへと変化を遂げています。今でも私たちの音楽が全力で流れているのがすごく嬉しいです」
ブライアン・メイ
「”ボヘミアン・ラプソディ”は、歴史上で最も偉大なバンドの1組による最も重要な楽曲の1つです。私たちはクイーンの作品を取り扱わせていただいていることをとても誇りに思っており、オリジナルの発売から40年以上も経った楽曲が、今も世界中の新しいファンを魅了していることに感動しています。クイーンと長年のマネージャーであるジム・ビーチに対して、クイーンの永続的な輝きを証明する信じられない成果の達成についてお祝い申し上げます」
ルシアン・グレンジ(Universal Music Group CEO)