2011年にグラミー最優秀新人賞に輝き、今もなお進化し続ける“コンテンポラリー・ポップ・シーン最高の才媛”エスペランサ(Esperanza Spalding)が5月10日にリリースする7作目のアルバム『12 リトル・スペルズ』の収録トラック「レスト・ウィ・フォゲット」を公開した。
(情報提供:UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
(Photo: Carmen Daneshmandi)
本作は、昨年10月7日から18日までの12日間、毎日12時12分(EST)に自身のFacebook、Instagram、ウェブサイト上で1曲ずつミュージック・ビデオと呪文を公開、その後10月19日にストリーミング・サービスでのみ12曲収録のアルバムとしてリリースされた。12曲のビデオは昨年で合計400万ビューを得ており、11月と12月には、ディエゴ・モントーヤが彼女のためにカスタム・デザインしたステージ衣装、さらに振り付けと投影された映像も統合した12曲だけを披露するコンサートも開催している。
今回CDリリースされるに当たり、すでにデジタル上では公開済の12曲に加え、さらに最近ブルックリンで作曲、レコーディングをした4曲を収録した形で5月10日に発売されるが、新たに追加された4曲から「レスト・ウィ・フォゲット」が解禁となった。
本作は芸術と癒しの特性、音楽と身体の相互作用、またレイキにエスペランサが関心を持ち触発されて制作され、それぞれの楽曲は身体の各パーツをテーマに作曲、そしてそのパーツ(曲)にはそれぞれ呪文がついており、いわばエスペランサによるヒーリング・アルバムといえる内容。今回解禁となった曲「レスト・ウィ・フォゲット」は“血”がテーマになっており、この曲には以下の呪文がついている。
無限の愛に導かれ、繋がれ、人間の内なる/外なる宇宙を静かに突き進む感覚。それは…
人間の循環系の流れが身体/機構(個人、家族、コミュニティ、パートナーシップ、職業、分野、文化、国、種、惑星など)に酸素、ミネラルと栄養分、そして機能的治癒に必要な解剖学に基づいたメカニズムを供給することだと信じること。
『12 リトル・スペルズ』MV全曲
本作は昨年のストリーミング・リリースのみで下記の各評を得ている。
「2018年のTOP 28のアルバム」 – New York Times
「2018年のベスト・ジャズ」 – New York Times
「2018年のベスト・アルバムの1枚」 – Rolling Stone
「2018年のベスト・ジャズ」- Billboard
◆ リリース情報
エスペランサ『12 リトル・スペルズ』
Esperanza Spalding / 12 Little Spells
● 発売日:2019年5月10日
● 品番:UCCO-1205
● 価格:¥2,700(税込)
<トラックリスト>
01. 12 リトル・スペルズ (胸椎) / 12 Little Spells (thoracic spine)
02. トゥ・タイド・アス・オーヴァー (口) / To Tide Us Over (mouth)
03. ティル・ザ・ネクスト (目) / ‘Til the Next (eyes)
04. サング (腰) / Thang (hips)
05. タッチ・イン・マイン (指) / Touch in Mine (fingers)
06. ザ・ロンギング・ディープ・ダウン (下腹部) / The Longing Deep Down (abdominal portal)
07. ユー・ハフ・トゥ・ダンス (足) / You Have to Dance (feet)
08. ナウ・ノウ (上腹部) / Now Know (solar portal)
09. オール・リムス・アー (腕) / All Limbs Are (arms)
10. レディイング・トゥ・ライズ (脚) / Readying to Rise (legs)
11. ダンシング・ジ・アニマル (精神) / Dancing the Animal (mind)
12. ウィズ・アザーズ (耳) / With Others (ears)
13. レスト・ウィ・フォゲット (血) / Lest We Forget (blood)
14. ハウ・トゥ (髪) / How To (hair)
15. ムーヴ・メニイ (関節) / Move Many (joints)
16. ウェイズ・トゥゲザー(肩) / Ways Together (shoulder)