エレクトロニカの先駆者にして、ポップ・シーン屈指のメロディ・メイカー/ソングライターとして知られるハワード・ジョーンズ(Howard Jones)。デビュー作にしてシンセ・ポップの不朽の名作『かくれんぼ』が35周年を迎える今年、ポップス・アルバムの新作としては10年振り(オリジナル曲を集めたアルバムとしては、2015年にクラウドファンディングで制作された『エンゲイジ』以来)となる最新アルバム『トランスフォーム』が5月29日に発売される。現時点におけるハワードの“進化の到達点にして原点回帰とも言えるメロディアスなシンセ・ポップ・アルバム”として話題を呼んでいる同アルバムから、エレクトロニカ界の天才BT(All Hail The Silence)が参加したオープニング・トラック、「The One To Love You」の最新ミュージック・ビデオが公開となった。
(情報提供:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
『The One To Love You』 ミュージック・ビデオ
『トランスフォーム』で3曲を共作したBTについてハワードは、以下のようにコメントしている。
「ずっと彼(BT)の音楽のファンだったんだ。エレクトロニックの先駆者という意味で、かつての自分にダブる部分もあるなぁ、と思って見てきた。当然、彼とぼくとでは世代が違うわけだけど、彼の作品、そしてサウンドに対する先進的なアイディアには共感できる部分がたくさんある。BTが初めて行ったライヴが、ぼくのライヴだったというのも光栄なことだし、14歳の彼にとって『かくれんぼ』と『ドリーム・イントゥ・アクション』の存在は大きかったらしいね」
「BTの存在に大きな“インスピレーションと影響”を与えられた」とハワード本人が言う通り、2人が共作した3曲はどれも、ハワードのトレードマークとも言うべき作曲スタイルがBT流の新たな解釈で紡がれており、”今の時代の感性”がはっきりと伝わってくる。
一方で、ハワードが母親への愛と感謝の気持ちを込めて書いた9曲目の「マザー」のように、ハワードのルーツのひとつであるクラシックの素養によって書かれた曲も、本作『トランスフォーム』にハワードならではの魅力をもたらしている。『トランスフォーム(10曲Ver.)』は5/10より先行配信がスタートしているが、「僕に命をささげてくれて、何の見返りも求めずに自分を犠牲にしてくれた母には感謝してもしきれない」とうたっている。
『トランスフォーム』は、5月10日に先行配信がスタート、ボーナス・トラック(12インチ・ミックス4曲を含む)5曲を追加した日本盤は5月29日にリリース。
また、『トランスフォーム』の発売と『かくれんぼ』35周年を記念した、2年振りの来日公演も決定。7月31日(水)にビルボードライブ大阪、8月2日(金)、8月3日(土)にビルボードライブ東京にてそれぞれ1日2公演が開催される。
◆ リリース情報
ハワード・ジョーンズ
『トランスフォーム』
● 発売日: 2019年5月29日(水)
● 品番: SICX 30071
● 価格¥2,400(+税)
■高品質Blu-S-pecCD2仕様
■日本盤ボーナス・トラック5曲収録
■歌詞・対訳・解説付
<トラックリスト>
01. The One To Love You
02. Take Us Higher
03. Beating Mr. Neg
04. Transform
05. Hero In Your Eyes
06. Tin Man Song
07. At the Speed of Love
08. Eagle Will Fly Again
09. Mother
10. Stay With Me
11. Take Us Higher 12” Mix (bonus track)
12. Beating Mr. Neg 12” Mix (bonus track)
13. Hero in Your Eyes 12” Mix (bonus track)
14. Tin Man Song 12” Mix (bonus track)
15. Level View Chill (bonus track)
* M1, M4, M7:BT(All Hail The Silence)参加曲
◆来日公演情報
【大阪】 7/31(水) ビルボードライブ大阪(1日2回公演)
【東京】 8/2 (金) ビルボードライブ東京(1日2回公演)
8/3 (土) ビルボードライブ東京(1日2回公演)