洋楽情報・来日アーティスト・セレブファッション情報なら ナンバーシックスティーン

Dilemma

Artist Celeb News Feature Tweet

セリーヌ・ディオン、ラスベガス公演16年の歴史に幕

CELINE DION


35年以上のキャリアを積み、全世界トータル・セールス2億5千万枚の売り上げ、グラミー賞5冠、アカデミー賞2冠を達成、ポップミュージック史の中で最も尊敬され、成功を収めているアーティストの一人である世界的歌姫=セリーヌ・ディオン(Celine Dion)。昨年6月には、10年ぶりに来日公演を開催し、超満員となった東京ドーム公演を感動の渦に巻き込み、大成功を収めた。そんな彼女が2003年にスタートし、ラスベガスのレジデンシー公演史上<歴代1位>となる、最高収益、最高動員数、最高公演数を記録したシーザース・パレスで行われていたラスベガス公演「セリーヌ」が、2019年6月8日(日本時間6月9日)に千秋楽を迎え、16年の歴史に幕を下ろした。

(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

最新ライヴ映像「フライング・オン・マイ・オウン(ライヴ・フロム・ラスベガス)」

その公演閉幕を記念して、最終日前日となる6月7日に、大歓声の中、ゴールドのきらびやかな衣装に身をまとい世界初パフォーマンスした新曲「フライング・オン・マイ・オウン(ライヴ・フロム・ラスベガス)」のライヴ音源とパフォーマンス映像が公開となった。2019年11月に発売することが発表された最新アルバム『Courage/カレッジ』にも収録される同曲は、「I look to the sky now, I`m finding my way, I`m flying on my own /私は今空を見上げ、自分の新たな道を見つけ、一人っきりで旅立っていくわ」と歌い、今後の彼女の新たな章の幕開けを意味し、このラスベガス公演クロージングにふさわしい内容となっている。

さらに、6月7日の公演終盤には、「オーバー・ザ・レインボウ」のカバー曲を披露し、2016年に亡くなり、マネージャー、そして最愛の夫として公私ともに彼女を支え続けてくれたルネ・アンジェリル氏の写真がステージバックに投影された後、3人の息子が花束を持ってステージ上に登壇、感動のフィナーレを迎えた。ライヴ終演直後には、「そんなに簡単じゃなかった、何が難しかったかというと、みんな分かると思うけど、泣くのは簡単だった。だけど、私は泣きたくなかった。なぜなら、私自身を信じ証明したかった。とにかく自分の力を信じ証明したかったの。涙や哀愁ではなく、自分の強さでこれから進んでいくことを示したかった。“フライング・オン・マイ・オウン/これから一人で旅立つ”、これはあなたの新たな章(チャプター)の幕開け。そして、ルネは、これからもいつも私の心にずっと居続ける。とにかく涙は、もういらないの。」と、ルネの死を乗り越え、これからは涙を見せずに強くたくましく頑張っていくという、セリーヌの新たな決意ともとれるメッセージを残した。

また、今回のラスベガス・レジデンシー公演閉幕に際して、「16年前、シーザース・パレス“ザ・コロシアム”で、ルネと私が一つも夢を一緒にスタートし、ここまで成し遂げてきたことは、自分自身とても誇りに思うし、同時に周りのみんなへの感謝の気持ちでいっぱいです。この全ての経験は、今後の私のショー・ビジネス・キャリアにおいて大きなパートを占め、そしてずっと大切にしていきたいものになったわ。本当にたくさんの方々に感謝の気持ちを伝えたいけれど、この大きなチャンスを与え続けてくれた私のファンたちに、一番に感謝の気持ちを伝えたいと思います。」というコメントを発表し、関係者そしてファンへの敬意を伝えた。

2019年11月に最新アルバム『カレッジ』(意味:勇気)の発売を発表した彼女は、2019年9月18日からケベック・シティを皮切りに、カナダ・USを周る<カレッジ・ワールド・ツアー>の敢行を発表(USツアーに関しては約10年振り)。アルバム・タイトルから読み取れる新たな決意を胸にした、セリーヌの新たな章がいよいよ始まる。

セリーヌ・ディオン、ラスベガス公演16年の歴史に幕
(Photo: Denise Truscello)

◆ ラスベガス・レジデンシー公演「セリーヌ」

● 2003年~2007年「A New Day/ア・ニュー・デイ」、2011年~「Celine/セリーヌ」というタイトルで、約16年続いたラスベガスのシーザーズ・パレス・ホテル“ザ・コロシアム”で行われたレジデンシー公演が、2019年6月8日(日本時間:6月9日)に、千秋楽を迎えた。

● 2019年6月9日時点の記録では、「A New Day」では714公演、「Celine」では424公演、合計で1,141公演を敢行、累計450万人を動員。

● 2018年12月時点の記録では、セリーヌ・ディオンの2公演合計が、3位のエルトン・ジョン、4位のブリトニー・スピアーズを押さえて、最高収益(6.3億ドル)、最高動員数(チケット433万枚)、最高公演数(1,089公演)を記録し、ラスベガスのレジデンシー公演史上歴代1位の記録を打ち立てた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です