<特集 – ファミリーによる楽曲>
親子、兄弟など、家族間でのコラボや、バンドによる楽曲。
You Really Got Me:The Kinks
You Really Gor Me You Really Got Me:The Kinks
1964年、イギリスのレイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスの、デイヴィス兄弟によって結成されたのが、ザ・キンクス。1964年にリリースされたシングル「You Really Got Me」が大ヒットし、ヴァン・ヘイレンやスライ&ザ・ファミリーストーンなど色々なアーティストがカバーした。
2人の兄弟は結成から一貫してオリジナルメンバーとして在籍し続けいるが、その関係は良かったり悪くなったりを繰り返しているようだ。
Top Of The World:Carpenters
Top Of The World Top Of The World:Carpenters
アメリカ、ロサンゼルス出身の、リチャード・カーペンター、カレン・カーペンターによる兄妹ユニット、カーペンターズ。ピアノ、作曲などを兄のリチャードが担い、妹のカレンがヴォーカルを担当した。1969年にデビューアルバムをリリース。「Ticket To Ride」「Close To You」「Yesterday Once More」など、数多くのヒット曲を世に送り出した。
しかしカレンはいつ頃からか、自身の体型を極度に気にするようになり、摂食障害になってしまっていた。そして1983年、34歳という若さでこの世を去ってしまった。彼女の歌声については、ビートルズのジョン・レノンやポール・マカートニーが、その美しさを絶賛していたという。
Waiting:The Sherlocks
Waiting Waiting:The Sherlocks
UK、シェフィールド出身のKONOバンドは、2組の兄弟からなるバンドだ。
キアランとブランドンのクルック兄弟とジョシュとアンディのデヴィッドソン兄弟。結成は2010年でデビュー前にミュージックビデオ6本が15万回以上の再生回数を記録したり、ライヴが各地で完売するなど、話題を集めていた。
2017年にデビューを果たし、10月にニューアルバムをリリース。
イギリスで兄弟バンド、というとどうしても兄弟仲が悪い、という印象が付いてしまうが、シャーロックスは兄弟が2組。果たして、今後バンドのな仲がどうなっていくのか、無駄に気になってしあうところである。
Midnight In Harlem:Tedeschi Trucks Band
Midnight In Harlem Midnight In Harlem:Tedeschi Trucks Band
ギタリスト、デレク・トラックスが1995年に「デレク・トラックス・バンド」を結成。一方で、ブルースシンガーのスーザン・テデスキも、自身の活動をしている中で、デレク・トラックスの活動に合流。
2001年に2人が結婚。2010年、それぞれのバンドの活動を休止し、テデスキ・トラックス・バンドとしての活動をスタートさせた。
世界一ギターのうまい夫婦、などと言われたりもしているようだ。
Oceanic, Pt.1 feat. Ravi Shankar:Anoushka Shankar
Oceanic, Pt.1 Oceanic, Pt.1 feat. Ravi Shankar:Anoushka Shankar
アヌーシュカ・シャンカールは、シタール奏者。シタールとは19弦あり、金属製の爪をつけて演奏する楽器で、彼女の父親は、世界的なシタール奏者、ラヴィ・シャンカール。ラヴィは、ビートルズのジョージ・ハリスンにシタールを教えた人物としても知られており、また、アヌーシュカとは母親違いの娘に、ジャズシンガーのノラ・ジョーンズもいる。
アヌーシュカは、2007年にリリースしたアルバム「Breathing Under Water」で、当時87歳のラヴィ・シャンカールと共演した楽曲を収録した。しかし、どの音がラヴィのシタールで、どの音がアヌーシュカのシタールなのか、さっぱり聞き分けができないのである。