TRAVISインタビュー
ニューアルバム「Everything At Once」の発売を控えた4月10日、HOSTESS SUNDAY SPECIALにヘッドライナーとして出演したTRAVIS。LIVE直前のインタビューをお届けします!
取材:ナンバーシックスティーン インタビュー:ダギー・ペイン(Ba)/ニール・プリムローズ(Dr)
2年ぶりの来日ですが、ライブへの意気込みを聞かせてください。
ダギー:そうだね、ここに来るのは大好きなんだよ。長いこと来ていて、1998年以来かな。フジロックにも4回出ているから、今年で5回目になるよ。毎回より良くなるし、もっと楽しくなる。観客もいつも素晴らしいんだ。
日本のファンはニューアルバム「Everything at Once」の曲が演奏されるのを楽しみにしています。
ニール:実は新しいものを演奏するのは初めてなんだ。ほかの国でもしたことがなくて、日本が最初だよ。
しかも結構な数の曲を、みんながもう知っているものと一緒にね。みんな楽しめると思うよ。
ダギー:このアルバムの素晴らしいところは、曲が短いところなんだ。2分半から3分くらいかな。だから今日も確か8曲演奏しながら、もともと知られている曲も披露できる。いいショーになるよ。
ニューアルバムのテーマや魅力を教えてください。
「Paralysed」、「Animals」、「Everything At Once」、「3 Miles High」の4曲はとあるアイディアに触れてて、意図したわけじゃないんだけど染み込んできたんだよね。
歴史の中で今以上に繋がっている時はないはずなんだけど、実はまったく繋がってないんだ。意味のあるコミュニケーションが取れていない。テクノロジーを通すことで、自分の外でやってしまっているというか、TwitterやFacebook、Instagramで理想の自分を提示しているよね。
みんなやってるし、やっちゃダメだって言いたいわけじゃないんだ。どちらかというと、気づいている?クレイジーだよね?みたいな。
お説教してるわけではなくて、僕たちのやっている不思議なことに気づいてる?と言いたいんだ。みんな自分のバージョンを提示しているから、偽物のバージョン同士が会話をしてて、本当のアニマルな自分たちじゃないよね。
先ほど、新曲を初めて披露するのが日本でだとおっしゃっていましたが、それは偶然ですか?
ダギー:ここで演奏してと頼まれたけど、日本に来るのは大好きだから、いいねってなったんだよ。
新曲を披露するタイミングがたまたま重なった感じかな。
トラヴィスは結成20周年を迎えた今年をどんな年にしたいですか?
日本のファンをどう思いますか?
ダギー:素晴らしかったよ。彼らはスイートでナイスだ。ここの人は優しくて心が広いよね。ほかではそんなことみんなしないから、日本のファンは特別だな。
最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
二人:ダニーだよ。ニールだよ。ハーフトラヴィスだよ。
ダギー:日本に戻ってこられて本当にうれしいよ。
大好きな東京にいて、今日演奏するのが待ちきれないな。夏にフジロックのためにまた来るのも待ちきれないし、今年の後半にもまた来られたらと思ってる。
これから君たちにたくさん会えると思うし、そう願ってるよ。
動画サイトGYAO!で、ニールとダギーのインタビュー動画を公開しています!ぜひご覧ください!
No.16 ミュージックセレクション vol.1