(情報提供: WARNER MUSIC JAPAN)
ロンドン発ポップのアンチテーゼ、アシュニコ(Ashnikko)がこの夏にピッタリの新曲「デイジー」をリリースした。ユニークで元気づけられるラップにキャッチーなメロディーで、世界中の自称「手に負えない子供たち」に捧げる楽曲だという。若い女性がありのままの自分でいれるような社会になるようにと、インパクト大な青い髪形で身をもってメッセージを発信してきたアシュニコ。今作も若い世代や女性たちを元気づける内容になっているという。
アシュニコ 「デイジー」
アシュニコは楽曲について、以下のようにコメントしている。
「この曲は手に負えない子供たちへの曲なの。手に負えないことはこれまで何度も音楽のテーマに取り入れてきた。私の中にある、ボスであり女王であり自衛団のようなキャラクターにがいてね。彼女は世界中のレイプ犯を撲滅させて、男性中心社会に殴り込んで、名刺代わりにデイジーを残していくの。めっちゃセクシーで、厚底を履いて、ラバースーツを着て、青いダイヤを身に付けているの。」
「デイジー」は先月リリースされたシングル「クライ」に続く作品。「クライ」は世界を騒がせ続けるポップ・アイコン、グライムスとの夢の共演を果たし、リアリティー溢れるCGアニメーションを駆使したミュージックビデオでも話題となり、再生回数は200万回を突破している。
アシュニコは昨年リリースしたEP『ハイ、イッツ・ミー』でブレイクを果たし、中でも収録曲の「スチューピッド」はTikTokのチャレンジで使用され話題となった。昨年末からはダニー・ブラウンの全米ツアーに帯同し、また今年に貼ってからはロックダウンで中止になったものの、ロンドンでの単独3公演をソールドアウトさせている。新しい楽曲を続々とリリースしており、2020年もアシュニコの年になりそうだ。
現在はTikTokで精力的な活動を行っており、親近感の湧く、コメディセンス抜群の投稿でフォロワーは100万人を突破している。ガーディアン誌は今年注目するアーティストに名を挙げており、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのボーカル、オリヴァー・サイクスもアシュニコの大ファンで「実存する最高にクールな人」と称えている。作曲で参加していたドージャ・キャットのヒット曲「ボス・ビッチ」はアメリカでゴールド認定される大ヒットとなった。アート、音楽、そして性差別撤廃、この3つがアシュニコの反抗の中で重要な役割を担っている。ノースカロライナ州のグリーンズボロ郊外で生まれ、両親からカントリーミュージックとスリップノットを聴かされながら育った。音楽に打ち込むようになったアシュニコは、17才までは主に女性アーティスト中心、特にフェミニストでセクシーでポジティヴな女性アーティストを好んで聴いており、アシュニコの音楽に大きく影響しているという。18才になってすぐにロンドンへ移住し、ナイトクラブや自由参加のステージで活動を始め、いまのアシュニコになるまでに至る。
◆ シングル情報
アシュニコ
「デイジー」