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特集 – 妄想旅行 Pat.2 北欧

特集 – 妄想旅行 Pat.2 北欧


<特集 – 妄想旅行 Pat.1 南の島>
夏といえば、夏を満喫するために南の島へ行ったり、はたまた暑さから逃れるように北へ向かったりと、海外旅行に行きたくなるのが常だが、年は状況が違う。日本でも緊急事態宣言が解除された後、再び感染が確認される人が増加していて、海外も収束したとは全くいえないため、海外旅行は厳しい状況。ということで、せめて気持ちだけでも、海外に思いを馳せてみるのもいいかもしれない。先週に引き続き、音楽で妄想旅行、今週は第2弾、日程的にはかなり厳しいが、北欧2泊3日の旅のサウンドトラック。

icon-angle-double-rightHoppipolla

icon-youtube-playHoppipollaicon-musicSigur Ros

「北欧」というイメージをダイレクトに音で感じさせてくれるバンドは、彼らしかいないのではないのだろうか。北欧・アイスランドのバンド、シガー・ロス。2005年の彼らの代表曲「ホッピポラ」は、北欧の冷たさや、壮大な自然、そんな情景を感じさせてくれる。北欧の大地を踏んだ瞬間は、きっと頭の中にこんなBGMが流れてくるのではないだろうか。

icon-angle-double-rightTwist Quest

icon-youtube-playTwist Questicon-musicMew

環境先進国・福祉先進国が多い印象の北欧、もちろん昔ながらのヨーロッパの街並みが残っているだろう。街を歩くだけでも、目に入るもの全てが新鮮に映るに違いない。そんな街歩きのBGMに、デンマーク出身のバンド、ミューのツイスト・クエストをセレクト。シガー・ロスにも負けず劣らずのハイトーンボイスと、ジャズのテイストを感じさせるブラスも入ったサウンド、そしてワンツー・ワンツーのリズムが足取りを軽くさせてくれる。

icon-angle-double-rightBergen

icon-youtube-playBergenicon-musicRymden

夜。築何年だろうか、もしかしたら中世から残っているかもしれない石造りの建物に入っているバーで、北欧ジャズの調べを聴きながら一杯、というのもいいかもしれない。北欧ではどんなお酒が飲めるのかもきになるところだが、北欧ジャズといえば、ユッカ・エスコラやラーシュ・ヤンソン・トリオと行った巨匠の名前が浮かぶが、新しいアーティストも続々生まれている。ノルウェーのトリオ、リムデンもその内の一組。ベルゲンというノルウェーの街の名前を冠した楽曲は、去年リリースされた彼らの1枚目のアルバムからの1曲だ。

icon-angle-double-rightA Different Kind Of Human

icon-youtube-playA Different Kind Of Humanicon-musicAurora

北欧は、文化面もそうだが、その雄大な自然も特徴の一つ。アイスランドは火山や温泉が織りなす壮大な景色。スカンジナビア半島は、連なる山々と切り立つ崖が続くフィヨルドと海、緑溢れる森。2日目は、そんな北欧の大自然も満喫したい。そして、北欧といえばやはりオーロラ。オーロラは冬のイメージだが、運が良ければ夏の終わり頃にも見ることができるそうだ。太陽と宇宙、そして地球が織りなす壮大な自然のビジュアル・エフェクト。そんな「オーロラ」という名前を持つ、ノルウェーのアーティストがいる。彼女の独特の歌声は、今の北欧を代表する声の一つだ。

icon-angle-double-rightLevels

icon-youtube-playLevelsicon-musicAvicii

北欧最後の夜は、クラブに足を運んでみてもいいかもしれない。どんなクラブがあるのかはわからないが、音楽でも多様性が溢れる北欧、ロック、ポップス、ジャズ、ヘヴィメタ、そしてEDMと、様々なアーティストが北欧から世界へと羽ばたいている。その代表の1人が、アヴィーチーだろう。スウェーデン出身で、EDMを世界中に広めたDJの1人だ。2018年に28歳という若さでこの世を去ってしまったが、そんな彼の母国で聞く、彼の楽曲、どんな聞こえ方がするのか、楽しみだ。

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