(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)が、「フォノグラフィック・メモリー」というトラックをリリースした。この曲は10月30日にリリースするニュー・アルバム『ヘイ・クロックフェイス』に収録される先行シングル第3弾「ウィ・アー・オール・カワーズ・ナウ」のB面ということでデジタルのみでのリリースとなる。
(Photo: ray di pietro)
「フォノグラフィック・メモリー」は、オーソン・ウェルズと “スウィフト大統領 “とだけ識別されている人物の声のアーカイヴ録音を含むトラックで戦後の式典を想像している。この未来的な物語からの抜粋が以下。
「和平が交渉され、インターネットのスイッチが切られた後、知識は中世の回廊に戻ってきた。あちこちに人々は啓発され、敬虔な者と迷信者の嫉妬の所有物となり、再び無知を大鎌のように振り回してしまう人もでてくるかもしれない」
この録音は、アコースティック・ギターのオープン・チューンのサウンドトラックに乗せて朗読された短編小説の形をとっており、コステロのこれまでの録音の中でもユニークなものとなっている。
本楽曲「フォノグラフィック・メモリー」は、これまでの”My Funny Valentine”、”Big Tears”、”Hoover Factory “などの伝統を受け継いで、”B-Side “版としてのデジタル・リリースとなるが、に日本盤にのみボーナス・トラックとして収録されることも決定した。
“彼らは色とりどりの石を敷き詰め、盗まれた名前のロールを巻いている
我々が気にかけたことのない者と 我々が非難する必要のある者を除いて”
このセリフは、10月30日にリリースされるコステロの新作『ヘイ・クロックフェイス』に収録されるヘルシンキで録音された3曲のうちの最後の曲「ウィ・アー・オール・カワーズ・ナウ」からのもの。
次なるニュースは9月11日に出てくる予定だ。
◆ シングル情報
エルヴィス・コステロ「フォノグラフィック・メモリー」
Elvis Costello / Phonographic Memory
https://jazz.lnk.to/ElvisCostello_PMPR
◆ アルバム情報
エルヴィス・コステロ『ヘイ・クロックフェイス』
Elvis Costello / Hey Clockface
● 発売日:2020年10月30日(金)
● 品番:UCCO-1224
<トラックリスト>
01.レヴォリューション #49/Revolution #49
02.ノー・フラッグ/No Flag
03.ゼイア・ノット・ラフィン・アット・ミー・ナウ/They’re Not Laughing At Me Now
04.ニューズペーパー・ペイン/Newspaper Pane
05.アイ・ドゥ(ズーラズ・ソング)/I Do (Zula’s Song)
06.ウィ・アー・オール・カワーズ・・ナウ/We Are All Cowards Now
07.ヘイ・クロックフェイス / ハウ・キャン・ユー・フェイス・ミー?/Hey Clockface / How Can You Face Me?
08.ザ・ワールウィンド/The Whirlwind
09.ヘティ・オハラ・コンフィデンシャル/Hetty O’Hara Confidential
10.ザ・ラスト・コンフェッション・オブ・ヴィヴィアン・ウィップ/The Last Confession of Vivian Whip
11.ホワット・イズ・イット・ザット・アイ・ニード・ザット・アイ・ドント・オールレディ・ハヴ?/What Is It That I Need That I Don’t Already Have?
12.レディオ・イズ・エヴリシング/Radio Is Everything
13.アイ・キャント・セイ・ハー・ネーム/I Can’t Say Her Name
14.バイライン/Byline
15.フォノグラフィック・メモリー*/Phonographic Memory
*日本盤ボーナス・トラック