(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
LA発の3人組シンセポップ・バンドLANY(レイニー)が、3枚目・2年ぶりのニュー・アルバム『ママズ・ボーイ』(原題:”Mama’s Boy”)を世界同時リリースした。
LANY 「you!」
前作アルバム『マリブ・ナイツ』のワールド・ツアー終了後、バンドのヴォーカルであり、ソングライター、リリシスト、そしてプロデューサーであるポール・クリアには、バンド活動開始時に拠点を置いたロサンゼルスからナッシュヴィルに移動し、今作『ママズ・ボーイ』の大枠を作り始めた。ポールは、バンドメンバーであるジェイク・ゴスとレス・プリースト及び、4人のソングライターやプロデューサー陣と共に、自身が作成したデモ音源を完成に近づけたという。ナッシュヴィルでアルバムの大半を作り終えた後バンドはロサンゼルスに戻り、作品を完成させた。
ナッシュヴィルで過ごした2週間の間、ポールは数年前にLAに拠点を移して“LAの人”となった自分自身と、自身いわく“アメリカ南部の、特に何もない田舎町”オクラホマで生まれ育った自分自身について深く考えたという。ある日、初めて会った人に「どこ出身なの?」と聞かれた際に、無意識に迷わず「オクラホマだよ!」と誇らしげに答えた自分自身を回想しながらポールは自分の原点に立ち返り、今の自分を形成した故郷、環境、家族愛などについてのアルバムを作り上げた。また、今作ではアメリカ南部の象徴的アイコンであるカウボーイをジャケット写真に採用することで、アルバムのテーマを示唆した。
「前作『マリブ・ナイツ』では、世界中で一人の人のことしか気にしていなかった。(※)でも今作『ママズ・ボーイ』は、世界中で一人残さず全員に聴いてほしい」とポールはコメントしている。
※・・・『マリブ・ナイツ』は、当時Vo.ポールが大きな失恋をした経験を元に作れられたアルバムで、恋愛の難しさや元恋人への未練などを歌う楽曲がアルバムの大半を占めている。
LANYは2017年のデビュー以降、今日までに単独アリーナ公演を含むライヴを世界各国で行い、41.5万枚のチケット売上を記録。また、楽曲の総ストリーミング再生回数は30億回を超え、ビデオの総再生回数は4.3億回を記録している。デビュー作『LANY』、前作2ndアルバム『マリブ・ナイツ』とそれぞれリリース後に行った来日公演はソールド・アウト公演もあり、大成功。今作『ママズ・ボーイ』を引っ提げた来日公演もいつか、必ず実現してほしい。
◆ 作品情報
LANY
『ママズ・ボーイ』
● 国内盤CD:UICP-1206
● 価格: 2,500円+税
歌詞・対訳・解説付 / 日本盤ボーナス・トラック1曲収録
<トラックリスト>
01. ユー! / you!
02. カウボーイ・イン・LA / cowboy in LA
03. ハート・ウォント・レット・ミー / heart won’t let me
04. イフ・ディス・イズ・ザ・ラスト・タイム / if this is the last time
05. アイ・スティル・トーク・トゥ・ジーザス / i still talk to jesus
06. ペーパー / paper
07. グッド・ガイズ / good guys
08. シェアリング・ユー / sharing you
09. バッド・ニュース / bad news
10. ホエン・ユーア・ドランク / when you’re drunk
11. エニシング・フォー・ユー / anything 4 you
12. サッド / sad
13. (ホワット・アイ・ウィッシュ・ジャスト・ワン・パーソン・ウッド・セイ・トゥ・ミー) / (what i wish just one person would say to me)
14. ノーバディ・エルス / nobody else
15. アイ・ラヴ・ユー・ソー・バッド(ストリップド) / ILYSB (Stripped) ★
★ 日本盤ボーナス・トラック