(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
2017年のYouTube動画が世界中で話題となり、2020年に名門デッカ・レコードと契約を果たしたアルゼンチン出身のグループ、カンデ・イ・パウロ (Cande y Paulo)。キーボードとコントラバスというこの異色のデュオによるメジャー4枚目のシングル「Limite En Tu Amor」がリリースされた。
Cande y Paulo / Limite En Tu Amor
「Limite En Tu Amor」は、ファイストが2007年にリリースしたサード・アルバム『リマインダー』に収録されていた楽曲「リミット・トゥ・ユア・ラヴ」のスペイン語カバー。そのファイストを思い起こさせるようなカンデ・ブアッソ (コントラバス/ヴォーカル)の歌声が印象的だが、同時にサウンドはジェイムス・ブレイクが2011年にデビュー・アルバムで本曲をカバーしたヴァージョンのはかなさを連想させる、非常に興味深い仕上がりとなった。バックを固めたアンソニー・ウィルソン (ギター)やビクター・インドリッツォ (ドラムス)による味のある演奏も必聴だ。
これまでのシングルと同様に、レコーディングはラリー・クライン (ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、ハービー・ハンコック)プロデュースのもとロサンゼルスで行われた。これまでデッカからリリースした4曲で様々な一面を見せてくれたカンデ・イ・パウロ。次の展開にも期待がかかるところだ。
◆ シングル情報
カンデ・イ・パウロ
「Limite En Tu Amor」