(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
2019年にリリースした「オールド・タウン・ロード (リミックス) feat. ビリー・レイ・サイラス」で史上最長となる全米シングル・チャート19週連続1位を獲得したアトランタ出身のラッパー=リル・ナズ・X(Lil Nas X )が、3月26日にリリースしたニュー・シングル「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」で4月10日付の全米シングル・チャートでキャリア二度目の1位を獲得した。
(Photo: Filip Custic @filipcustic1)
初登場1位を獲得したのは今回が初となり、同時に米ビルボード・ストリーミング・ソングス・チャートでも初登場1位を獲得する快挙を達成した。このニュースを受けて、自身のツイッターでは「みんなは、人生最悪の時期を乗り越えた19歳の子にもう二度とヒットは生まれないと言ったんだ。まだ売れているうちにやめておけ、と。諦めることもできた。でも4つのミリオン超えのシングルと2度の全米1位を抱えて、まだまだここにいるぜ。チームとファンのみんなありがとう。愛してる」と喜びと感謝のメッセージを投稿した。
同曲のタイトルにある「モンテロ」はリル・ナズ・Xの本名であり、「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム」はアカデミー賞を受賞した同名の映画(邦題:君の名前で僕を呼んで)へのオマージュで、「あなたは本当に隣人を自分自身のように愛していますか、自分の名前で相手を呼べるほどに?」という質問を投げかけている。リリースと同時に公開されたミュージック・ビデオは公開から2週間でもう間もなく1億回再生を突破する勢いで視聴されている。リル・ナズ・X自身がコンセプトを考えたミュージック・ビデオではギリシャ神話の要素を用いつつ、自身も経験したことのある誘惑、批判、そして自身のセクシャリティを恥じない姿勢などを描いている。
リル・ナズ・X「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」 ミュージック・ビデオ
今回の初登場1位獲得は、2019年4月13日付けのチャートで「オールド・タウン・ロード」で初めて1位を獲得してから約2年後の快挙となる。TikTokのミームをきっかけに楽曲の人気に火が付き、その後米ビルボード62年の歴史で最長となる19週連続1位を獲得した「オールド・タウン・ロード」。「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」もミュージック・ビデオでリル・ナズ・Xが披露したポールダンスのシーンや、天国から追放されるシーンなど、様々なミームが生まれている。このままどこまで快進撃がつづくのか、注目が高まっている。
◆ シングル情報
Lil Nas X | リル・ナズ・X
MONTERO (Call Me By Your Name) | モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)