(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
第61回グラミー賞にて<最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞>を受賞したR&Bシンガーソングライターのリオン・ブリッジズ(Leon Bridges)が、新曲「モーターバイク」をミュージック・ビデオと共にリリースし、同曲も収録される3年ぶり通算3作目となる新作『ゴールド・ディガーズ・サウンド』を7月にリリースすることも発表した。
「モーターバイク」 ミュージック・ビデオ
リオン本人は、この曲の発端はプロデューサー=ネイト・マーセローが制作したアフロビートのようなインスト音源で、親しい友人たちと30歳の誕生日をプエルトリコで過ごした時に感じたエネルギーにインスパイアされて書き上げたとコメント。今という瞬間を生き、大切な相手をバイクの後ろに乗せて逃げ出す様子を歌ったラブ・ソングである。
同曲のミュージック・ビデオは、ミュージシャン、プロデューサー、ドラマーなど多彩な才能で注目を集めるアンダーソン・パークが監督を務めた。一見歌詞に描かれている恋人が幸せな日常を過ごしているだけのように見えるが、リオンが恋人の女性に銃をプレゼントしたところからストーリーが急転し、予想外の結末を迎えることとなる。2人によるコラボは今回が初めてだが、リオンは「ソウル・ブラザーのアンダーソン・パークと一緒にできて光栄だ」、アンダーソン・パークは「このラブストーリーの映像の監督を僕に託してくれてありがとう」と投稿しており、お互いへの熱い信頼を見せてくれた。
7月にリリースされるニュー・アルバム『ゴールド・ディガーズ・サウンド』のタイトルは、ロサンゼルスにあるスタジオ、ホテル、バー、演奏会場という要素を兼ね備えた施設「ゴールド・ディガーズ」が由来となっている。リオンが約2年にわたって住みこみ、仕事をし、時にはバーでお酒をたしなんだというこの空間でのアルバム制作作業は、没入的でソウルフルな感動を彼に与えたため、その経験を称えたネーミングだ。
アルバムのプロデューサーを務めたのは、リゾのメジャー・デビューアルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』(’20)を手掛けグラミー賞を受賞したリッキー・リード。リオンの前作『グッド・シング』収録のグラミー賞で最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞を受賞した「ベット・エイント・ワース・ザ・ハンド」でも共作・プロデューサーとして名を連ねており、そんな相性抜群の二人が今作で再びタッグを組んでいる。また、ジャズ・ピアニスト、作編曲家のロバート・グラスパーも参加しており、彼らがどのようなケミストリーを生み出したのか、注目せずにはいられない。
2020年はツアーなどの開催はできなかったものの、グラミー賞7度受賞歴を誇るジョン・メイヤーをフィーチャーした「インサイド・フレンド」のほか、オバマ元米大統領による「Barack Obama’s 2020 Summer Playlist」に選出されたミュージカル・トリオ=クルアンビンとの楽曲「テキサス・サン」など、新曲をコンスタントにリリースしてきた。2021年は、7月のアルバムの発売以外にも、9月にはボナルーやガバナーズ・ボールなど、アメリカで開催予定の音楽フェスティバルへの出演も決定しており、ファンにとってはうれしいアクティブな1年となりそうだ。
◆ リリース情報
リオン・ブリッジズ | Leon Bridges
最新シングル
「モーターバイク」|Motorbike
https://lnk.to/LeonBridges_GoldDiggersSound
『ゴールド・ディガーズ・サウンド』|Gold-Diggers Sound
2021年7月23日(金)配信
【トラックリスト】
01. ボーン・アゲイン(リオン・ブリッジズ&ロバート・グラスパー)
02. モーターバイク
03. スチーム
04. ホワイ・ドント・ユー・タッチ・ミー
05. マグノリアズ
06. ゴールド・ディガーズ(ジュニアーズ・ファンファーレ)
07. ディテールズ
08. ショウ・ナフ
09. スウィーター feat. テラス・マーティン
10. ドント・ウォーリー feat. インク
11. ブルー・メサズ