(情報提供: BEATINK)
(Photo by Claudia Sangiorgi Dalimore)
圧倒的な歌唱力と強烈な存在感で唯一無二の個性を放つネイ・パーム (g、vo) を中心に、ポール・ベンダー(b)、サイモン・マーヴィン (key) 、そしてペリン・モス (ds)の4人から成るハイエイタス・カイヨーテ。国内外から高評価を受け、年間ベストの有力な候補として挙げられている最新作『Mood Valiant』収録曲「And We Go Gentle」のMVを公開した。ネイ・パーム演じる蛾が街を彷徨う映像は先日公開された「Canopic Jar」のMVと同様グレイ・ゴーストが手掛けた。
Hiatus Kaiyote – ‘And We Go Gentle’ (Official Video)
『And We Go Gentle』は、なぜ蛾が光に惹かれるのかを歌った曲。ビデオでは、モスラ(ゴジラを倒す蛾の怪獣)にちなんで、特撮という日本映画のスタイルを参考にしたいと思った。水槽の水草と古い足袋で衣装は自作した。このビデオは愛を探すものだけど、ユニークでユーモラスな視点で描かれている。撮影当日の朝には地震があり、それが撮影の神秘性と壮大さを高めてくれた。グレイ・ゴースト監督と再び仕事ができるなんて夢のようだった。彼はとてもクリエイティブ。 – Nai Palm
「And We Go Gentle」のコンセプトは、ナイのビジョンそのものだった。彼女の頭の中には、すべてのストーリーが描かれていて、それを私に説明してくれたとき、私はすぐに気に入った。リアルさとノスタルジックな雰囲気を出すために、16mmフィルムで撮影しなければならないと思った。私は彼女の蛾の世界の壁の上のハエになりたかった。物語と映像は、バカバカしさと美しさが同居しているように感じる。店のオーナーやスピードのディーラーなど、バンドのメンバーを登場させたところが気に入っている。蛾を演じたナイの演技は素晴らしくて、撮影現場で見ていて本当に笑えた。DOPのJoey Knoxは16mmフィルムの達人で、私たちが本当に走り回っていた中で見事な仕事をしてくれた – Grey Ghost
6年ぶりとなる待望の最新作『Mood Valiant』は〈Brainfeeder〉より発売中!国内盤CDには、ボーナストラックが追加収録され、歌詞対訳と解説が封入される。また、数量限定で、Tシャツセットも発売中!輸入盤LPは、通常盤ブラック・ヴァイナルと限定盤レッド・イン・ブラック・インクスポット・ヴァイナルに加えて、特殊スリーヴ仕様でポラロイド写真とステッカーが封入された暗闇で光るデラックス盤蓄光ヴァイナルの3種で発売される。その他のフォーマットは、輸入盤CD、カセットテープ、デジタル配信となる。